ジェッダのアブドゥルアジズ国際空港、新ターミナルがソフトオープン

サウジアラビアのサウディアは2019年5月29日(火)、同日にオープンしたジェッダの新キング・アブドゥルアジズ国際空港から一部路線の運航を開始しました。サウディアは新空港を初めて利用する航空会社で、初便はジェッダ発5時15分のクライヤト(サウジアラビア)行きSV1291便でした。

新キング・アブドゥルアジズ国際空港は現在、ソフトオープニングの段階で、一部のフライトが新ターミナルを利用を開始しており、当面、旧空港と新ターミナルは共用され、サウディアの大多数のフライトも既存のターミナルから発着を予定しています。順次フライトは新空港に移行され、すべての国内便、国際便が新空港を利用するのは2019年第1四半期を予定しています。

予算360億サウジアラビア・リヤルで建設されている新空港は、巡礼地のマディーナ、メッカへの主要ゲートウェイで、3段階の開発フェーズで、最終的な取扱人数を8,000万人にまで拡大します。なお、旧空港の2017年の利用者数は、前年比9.4%増の3,400万人でした。詳しくは、サウディアのウェブサイトを参照ください。