海自とアメリカ海軍、日米衛生共同訓練を実施 マーシーとちよだが参加

海自とアメリカ海軍、日米衛生共同訓練を実施 マーシーとちよだが参加

ニュース画像 1枚目:横須賀に入港する病院船「マーシー」
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Jess E. Toner
横須賀に入港する病院船「マーシー」

海上自衛隊は2018年6月14日(木)、初めて来日中のアメリカ海軍の病院船「マーシー(T-AH-19)」を含め日米衛生共同訓練を実施します。訓練は潜水艦救難艦「ちよだ(AS-405)」、「マーシー」、自衛隊横須賀病院、横須賀アメリカ海軍病院で実施されます。

この訓練を通じ、海自とアメリカ軍の関係部隊の連携要領と負傷者のトリアージ、傷者処置、搬送といった対応能力の向上を図ります。参加規模は、海上自衛隊からおよそ100名、アメリカ海軍が約350名です。

海自は、自衛艦隊司令部、潜水医学実験隊、自衛隊横須賀病院、横須賀基地業務隊、横須賀衛生隊、潜水艦救難艦「ちよだ」、アメリカ海軍は第7艦隊司令部、アメリカ海軍横須賀基地司令部、横須賀アメリカ海軍病院、アメリカ海軍病院船「マーシー」です。また、統制官は海自が自衛艦隊司令官、アメリカ海軍は第7艦隊司令官です。

なお、「マーシー」には医療設備として、1,000床のベッドと12室の手術室が備えられているほか、船の中央部には大型ヘリコプターが着陸可能な発着甲板が設けられています。また、救難艦「ちよだ」にはヘリコプター甲板が設けられています。

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