エアバス・ヘリコプターズは2018年6月12日(火)、ドイツ・ドナウヴェルト施設からドイツ連邦軍にH135ヘリコプターの5機目を納入しました。ドイツ連邦装備・情報技術・サービス支援局(BAAINBw)が調達する最終機で、ドイツ連邦軍のパイロット訓練に使用されます。引き渡しは納期の予定通り、実施されています。
今回、納入された5機に加え、ドイツ連邦軍のH135ファミリーの14機は2000年から訓練に使用されており、累計で10万飛行時間を超える運用が行われています。H135ヘリコプターは、チュルボメカ、またはプラット&ホイットニー製のエンジン2基を搭載し、パイロット1名、または2名で、これを含む搭乗者数は最大8名です。
軍向けの訓練用途としては、H135ファミリーがイギリス、スイス、ポルトガル、オーストラリアで使用されています。このほか、H135は、緊急医療サービス(EMS)、法執行、海上風力発電所の企業向け輸送やその作業など幅広い任務を担っています。