日本航空(JAL)が設立を目指している中・長距離路線の格安航空会社は、座席数300席超を装着して運航する模様です。独立系シンクタンクのCAPAが開催した「LCCノース・アジア・サミット2018」で、JALが明らかにしているコメントです。
JALはLCCに787-8を使用すると明言しており、この席上では2クラス制を採用する見込みです。787-8の300席超の仕様は、日本では全日空(ANA)が国内線で採用しているほか、ジェットスター、スクート、TUIグループなどがあります。
ANAは国内線仕様でプレミアムクラス12席、普通席323席の計335席としており、TUIグループはプレミアムエコノミーを47席、エコノミーを253席の計300席、ジェットスターはビジネス21席、エコノミー314席の計335席、スクートはビジネス21席、エコノミー314席の計335席です。いずれも現状のJAL国際線仕様より多くの座席を搭載します。
また、就航地については未だ明らかになっていませんが、JALの整備がバックアップする安全性が大きな特徴になるとの考えが示されています。