統合幕僚監部は2018年6月16日(土)、ロシア海軍艦艇による宗谷海峡の航行を確認したと発表しました。海上自衛隊第1ミサイル艇隊所属のミサイル艇「くまたか(PG-827)」と第2航空群所属のP-3Cが確認しています。
確認された動向は、同日3時ごろ、ロシア海軍グリシャⅤ級小型フリゲート2隻が宗谷岬の北西約35キロメートルの海域を東進していました。また、同日18時30分ごろ、宗谷岬の北西約50キロメートルの海域の東進が確認されました。
宗谷海峡を通過したグリシャⅤ級小型フリゲートは、艦番号は「332」「375」「354」「362」でした。これら計4隻の艦艇は、宗谷海峡を東航したことが確認されています。