エアバスとタイ国際航空、ウタパオにMRO施設を設立へ

エアバスとタイ国際航空、ウタパオにMRO施設を設立へ

ニュース画像 1枚目:ウタパオのMRO施設イメージ
© AIRBUS S.A.S.
ウタパオのMRO施設イメージ

エアバスとタイ国際航空(THAI)は2018年6月22日(金)、バンコク近郊のウタパオ国際空港に新たなジョイント・ベンチャーによる保守整備施設(MRO)を設立することで合意しました。

新しいMROセンターは、アジア太平洋地域で最新、かつ幅広い機種に対応する施設の1つとして、すべてのワイドボディ機の整備、ライン整備を担います。施設には機体データを分析する最新のデジタル技術、機体を検査するドローンの活用を含めた検査技術が備えられる予定です。

この施設は、複合材を使用する機体への対応を含む専門の修理工場、タイやタイ国外の技術者向けメンテナンス・トレーニングセンターも設けられたMROコンプレックスとなります。

エアバスは、THAIとの合弁事業を通じ、アジア太平洋地域のワイドボディ機が今後20年間で約4,800機と3倍に増加する予測を踏まえ、大きなビジネスチャンスを掴むと同時に、タイで最も高度で効率的な航空機のメンテナンスセンターの1つとして利益をもたらすとコメントしています。

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