ニュージーランド航空、9カ月でA320 3機分の廃棄物を削減

ニュージーランド航空、9カ月でA320 3機分の廃棄物を削減

ニュース画像 1枚目:ニュージーランド航空 イメージ
© AIRBUS S.A.S.
ニュージーランド航空 イメージ

ニュージーランド航空は2018年6月25日(月)、機内での廃棄物削減の取り組みで、この9カ月間に132トン以上を削減したと公表しました。この重量は、A320の3機分に相当します。

ニュージーランド航空は2017年8月、オークランドに到着する国際線の定期便で発生する機内の廃棄物への対処として、ケータリング契約を締結するLSGスカイシェフ、ニュージーランドの第一次産業省(MPI)と共同で、毎年150トンの廃棄物を埋立地行きから削減するプロジェクトを開始しました。

防疫対策の観点から、以前は埋立処分されていた40品目の機内製品が再分類され、未開封の状態である場合は、再利用できるようになったことに伴うものです。プロジェクト開始から、再利用またはリサイクルとして900万点以上が回収されています。

ニュージーランド航空によると、こうした製品としてプラスチック・カップ、砂糖棒、ペーパー・カップ、ペーパー・カップの蓋などがあると紹介しています。同社はこのプロジェクトを通じ、最初の1年間におよそ150トンの削減目標を達成する見込みであるとし、環境への影響を減らす大きな一歩を踏み出したとコメントしています。

メニューを開く