ボーイングは2018年6月25日(月)、ベトナムの新規航空会社バンブー・エアウェイズと787-9ドリームライナー20機を契約したと発表しました。確定契約を締結すると、カタログ価格で56億ドル相当の発注となります。
この契約の公表とあわせ、バンブー・エアウェイズは2020年4月から2021年に受領予定の20機分の予約のため、6月中旬に預託金の要件を満たしたことも明らかにされています。バンブー・エアウェイズの親会社FLCグループは、787を利用し、長距離路線の運航に参入できるとコメントし、長期ビジョンとして掲げるアジア、ヨーロッパ、北米の主要市場とベトナムを結びつける事業に最先端のドリームライナーは欠かせないと今回の契約を歓迎しています。
バンブー・エアウェイズは、2019年にハノイ発着で運航を開始する予定で、すでにA321neoを発注しています。これにより、ベトナム国内線を手始めに中国、韓国、日本など北東アジア市場への路線展開を計画しています。