フライト情報を提供するOAGは2018年6月28日(木)、定時運航(OTP)率をベースとした5ツ星を獲得した航空会社と空港を発表しました。OTP星評価は、世界各地の航空会社と空港を対象に、定時運航の実績を評価しています。
調査対象の2018年5月までの12カ月間、アジア太平洋地域の航空会社では香港航空とカンタス航空が5ツ星を獲得しています。優れたOTPスコアで、5ツ星評価を得たアジア太平洋地域の航空会社として、韓国のティーウェイ航空、日本のフジドリームエアラインズが初めて獲得しました。また、シンガポールのジェットスター・アジア、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、シンガポール航空は4ツ星評価で、定時運航世界ランキングの25位以内に入っています。
空港では日本の空港が優れた年間OTP実績を達成しており、大阪国際(伊丹)空港が88.2%、羽田空港が86.0%など、19空港が5ツ星評価を獲得しています。
OAGは、アジアの旅行客は予約前に入念に選択肢を比較検討する傾向があり、運航時間がどの程度正確かが意思決定に極めて重要な要素とし、アジアの多くの航空会社や空港が定時運航の実績を向上する投資に取り組んでいると指摘しています。
■OAG OTP評価 ＜5ツ星航空会社＞ ティーウェイ航空 香港航空 カナリーフライ エア・バルティック ビンター・カナリア ラタム・エアラインズ・エクアドル トゥイフライ コパ航空 ハワイアン航空 カンタス航空 カタール航空 ボラリス ・日本拠点 スターフライヤー フジドリームエアラインズ AIR DO ＜5ツ星空港＞ ・日本のみ 伊丹空港(伊丹) 羽田空港(羽田) 岡山空港(岡山) 花巻空港(花巻) 宮崎空港(宮崎) 釧路空港(釧路) 熊本空港(熊本) 高松空港(高松) 高知空港(高知) 札幌飛行場(丘珠) 秋田空港(秋田) 出雲空港(出雲) 女満別空港(女満別) 松山空港(松山) 新石垣空港(石垣) 青森空港(青森) 徳島空港(徳島) 函館空港(函館) 名古屋飛行場(小牧) ・世界 ヒロ国際空港 ラ・パルマ空港 トキュメン国際空港 リフエ空港 ミンスク国際空港 テネリフェ・ノルテ空港 バーミンガム国際空港 ドルトムント空港 ヘネラル・フランシスコ・ハビエル・ミナ国際空港 ダニエル・K・イノウエ国際空港 ポズナン・ラビツァ空港 ハノーファー空港 ウタパオ国際空港 マッカイ空港 アントニオ・B・ウォン・パット国際空港 カーディフ ウェールズ空港 ヘネラル・ロベルト・フィエロ・ヴィラロボス国際空港 グランドジャンクション・リージョナル空港 ロスカボス国際空港 大邱国際空港 ソルトレークシティ国際空港 テレジーナ空港 ドーハ・ハマド国際空港 サムイ国際空港 カンポグランデ国際空港 パリ・ボーヴェ空港 ボイシ空港 高雄国際空港 リバプール・ジョンレノン国際空港 アブラハムゴンサレス空港 ビトリアダコンキスタ空港 サントス・デュモン空港