航空自衛隊は2018年7月13日(金)から7月15日(日)までの3日間、イギリスのフェアフォード空軍基地で開催される「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT) 2018」にC-2輸送機を1機、派遣します。派遣期間は、移動を含め7月7日(土)から7月19日(木)までです。
移動経路は、美保基地を出発し、カナダのグリーンウッド空軍基地を経てフェアフォード空軍基地に到着する予定です。参加規模は1機、航空支援集団の運航要員がおよそ15名です。往路のグリーンウッド空軍基地ではカナダ空軍と部隊間交流を予定しているほか、RIATでは地上展示に加え、イギリス空軍などと部隊間交流を予定しています。
RIATとその前に開催されるエア・パワー・カンファレンス(APC)、イギリス空軍創立100周年記念行事には丸茂航空幕僚長が参加する予定です。丸茂幕僚長は、7月 9日(月)に羽田から出発、7月10日(火)に記念行事、7月11日(水)と7月12日(木)はAPC、7月13日(金)にRIATを参観する予定です。
なお、C-2輸送機のRIAT参加はこれが初めてで、世界最大の軍用機の展示会と言われる会場で各国にアピールします。エアショーの参加は、2017年11月の「ドバイ・エアショー」に続くものです。また、C-2の国外運航でカナダ、イギリス訪問は今回が初めてです。