エアバス、今後20年間で航空機約37,400機の新造を予測

エアバス、今後20年間で航空機約37,400機の新造を予測

エアバスは2018年7月6日(金)、2018年から2037年の航空機市場予測「グローバル・マーケット・フォーカスト(GMF)」で、今後20年間で航空輸送量は年間4.4%の好調な成長を続け、約37,400機以上の新造の旅客機、貨物機が必要になる見通しを示しました。

エアバスでは、小型、中型、大型、超大型で新たな類別を行い、小型セグメントではA320neo、大型セグメントではセグメントではA350-900、超大型セグメントではA380とA350-1000を対応させることで、柔軟性を持たせています。

新造機需要の内訳は、小型セグメントが総需要の4分の3以上を占める28,550機、中型セグメントが5,480機、大型セグメントが1,760機と見込まれています。さらに、超大型セグメントでは、A350-1000やA380などの大型機が今後20年で1,590機の需要があるとしています。これは、新興国での個人消費が2.4倍に増加することや、世界的に中間層が2倍近くなることなどが要因として挙げられています。

民間航空機が倍増すると、パイロット54万人が必要となり、エアバスは世界の訓練施設を増加させ、サービスビジネスの拡大に取り組んでいます。詳しくは、エアバスのウェブサイトを参照ください。

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