運輸安全委員会、チャイナエアラインの緊急事態宣言による着陸を調査

運輸安全委員会、チャイナエアラインの緊急事態宣言による着陸を調査

国土交通省は、2018年7月8日(日)にチャイナエアラインが富山空港への着陸を試みたものの、目的地を変更し、中部国際空港(セントレア)に緊急事態を宣言して着陸した事案を重大インシデントに認定しました。これを受け、運輸安全委員会が調査を開始しています。

Flightawareによると、台北を9時9分に離陸、正午ごろに富山空港への着陸を試みたものの気流の影響で着陸できず、セントレアに目的地を変更しました。この際、富山空港の南東およそ20キロメートル、高度約4,500メートルで残りの燃料が少なくなり、航空交通管制上の優先権を要請し、セントレアに着陸しました。運輸安全委員会は、緊急の措置を講じる必要が生じた燃料の欠乏について、調査を進めます。

メニューを開く