イギリス空軍(RAF)は2018年4月1日(日)、公式に100周年を迎え、そのちょうど100日後にあたる7月10日(火)、ロンドンでイギリス王室も参加する記念イベントが開催されました。メインの催しとして、1,000人超のRAF隊員たちによるパレードをはじめ、イギリスの空域を維持し、将来にわたる空軍力を示すイベントとして、バッキンガム宮殿をおよそ100機がフライパスしました。
航空機の展示飛行には、6月にマーハム空軍基地に到着したイギリス軍で初のF-35Bライトニングも参加しました。これは、第2次世界大戦時の活躍から「ダムバスターズ」と名付けられた第617飛行隊のはじめての展示飛行です。
フライパスによる、100機の構成は異なるRAFの25飛行隊、およそ200人のパイロットたちにより実施しました。離陸は14基地と民間飛行場2箇所を使い、予定通り多くの観衆とロイヤル・ファミリーを楽しませました。
参加機は以下の通りです。今後、ロイアル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)やダックスフォード・エアショーでこれらの機種による100周年を祝う展示飛行も予定されています。
■100周年記念フライパスト ・F-35ライトニング ・プーマ HC2 ・チヌーク HC4 ・ジュノ H135 (新訓練ヘリコプター) ・ジュピター H145 (訓練ヘリコプター) ・ダコタ ・ランカスター ・ハリケーン ・スピットファイア ・Prefect (初等飛行訓練機 Grob G120TP) ・ツカノ T1 (高速ジェット飛行訓練機) ・シャドウ R1 (監視・偵察機) ・ハーキュリーズ C-130J ・アトラスA400M ・C-17グローブマスターIII ・BAe 146 ・レイセオン センチネル ・ボイジャー (A330 MRTT) ・リベット・ジョイント (RC-135W) ・E-3D セントリー ・ホークT1 ・ホークT2 ・トーネードGR4 ・タイフーン ・レッドアローズ