日本航空(JAL)は2018年7月12日(木)、JALマイレージバンク(JMB)の特典航空券について、使いやすさ向上を実現する制度変更を公表しました。新たに2018年12月から、キャンセル待ちでも座席確保を可能とする仕組み、「JAL国際線特典航空券PLUS」を導入します。
予約を希望する路線が予約画面でマイル数が表示されない場合、これまではキャンセル待ちのみしかできません。
新制度が導入される12月以降は、日程や予約時点の状況によりマイル数が変動し、基本マイル(現行:必要マイル数)に加え、追加マイルを加算すると予約が可能になります。
基本マイル数で予約できる一部の路線で、従来より少ない基本マイル数となる場合もあり、12都市行きが減額されます。また、PLUS導入に伴い、予約変更が不可となります。
JALはこの変更により、特典航空券の利用機会が広がるほか、旅行の計画が立てやすくなるとメリットをアピールしています。また制度変更の紹介ページでは、基本マイル数が少なくなる路線の例として、日本発のシンガポール行き片道が現行は17,500マイルのところ、PLUS開始で12,000マイルに、ホーチミン行き片道が現行は17,500マイルのところ、PLUS開始で13,500マイルになる例をあげています。
なお、基本マイル数が少なくなる目的地の12都市は以下の通りです。
■JAL国際線特典航空券PLUS 基本マイル数減少路線とマイル数 高雄線 8,500マイル クアラルンプール線 14,500マイル ジャカルタ線 15,500マイル シンガポール線 12,000マイル ハノイ線 13,000マイル ホーチミンシティ 13,000マイル シドニー線 18,000 マイル モスクワ線 17,500マイル パリ線 26,000マイル フランクフルト線 23,000マイル ヘルシンキ線 23,500マイル ロンドン線 26,000マイル