米空軍のB-1B、ナビゲーション・システムをアップグレード

米空軍のB-1B、ナビゲーション・システムをアップグレード

ボーイングは2012年4月9日、アメリカ空軍からB-1B爆撃機のナビゲーション・システムをアップグレードする契約を5530万ドルで受注したことを発表しました。

アップグレードの内容はナビゲーション・システムのジャイロをリング・レーザー・ジャイロに換装するものです。可動部がなくなるので、信頼性が飛躍的に向上すると期待されています。

ボーイングでは換装キットの形で出荷し、テキサス州のダイエス空軍基地とサウスダコタ州のエルスワース空軍基地で作業します。契約は3年半のもので、初期の作業は2013年1月に開始され、2015年中期には完了する予定です。

開発と飛行試験は2011年7月13日に完了しており、ボーイングではただちにアップグレード・キットの生産にかかるとしています。

メニューを開く