ANA Cargo、インドネシア税関貨物申告制度で必須項目を追加

ANA Cargo、インドネシア税関貨物申告制度で必須項目を追加

全日空(ANA)の貨物事業を手がけるANA Cargoは、2018年7月25日(水)から、インドネシア税関の貨物申告制度で必須項目が追加になることを発表しました。

対象は、インドネシアを出発、または到着するすべての貨物で、ANA便では、出発はNH836/25JUL、NH872/25JUL、NH856/25JUL便、到着はNH835/24JUL、NH871/24JUL、NH855/25JULからです。今後は、納税者登録番号「TAX ID (NPWP)」と貨物の「HS Code」が必須となります。

納税者登録番号は、「Accounting Information」欄に15桁の数字で構成されたTAX IDを記載します。出発貨物では航空運送状の荷送人のTAX ID、到着貨物では航空運送状の荷受人のTAX IDを記載する必要があります。なお、出発貨物の荷送人、または出発貨物の荷送人が個人の場合は、TAX IDの記載は不要です。

「HS Code」は、「Nature and Quantity of Goods」欄に各品目のHS Codeを4桁以上で記載します。品目が6つ以上となる場合は、最低5品目を抜粋し記載します。なお、同社では品目に対するHS Codeの有効性の確認は行わないため、正確に記載する必要があります。

正しい情報が記載されていない場合、着地での通関や転送手続が遅れる可能性があり、未申告や誤申告で罰金が発生した場合は、荷送人に請求となる場合があります。詳しくは、ANA Cargoのウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/07/25から
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