JAXA、晴天乱気流検知システムで技術標準作成に向け調査・検討を開始

JAXA、晴天乱気流検知システムで技術標準作成に向け調査・検討を開始

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年7月18日(水)、三菱電機と開発を進める「晴天乱気流検知システム」について、アメリカ航空無線技術委員会(RTCA)による、技術標準作成に向けた調査・検討プロセスを開始すると発表しました。

JAXAは、晴天乱気流による事故低減を目標とした「乱気流事故防止技術の実証(SafeAvio)」プロジェクトで、晴天乱気流検知、情報提供システムを研究開発し、2016年度までにシステムの機能・性能について飛行実証を行いました。2018年にはボーイングの「エコデモンストレーター・プログラム2018」を活用し、フェデックス・エクスプレスの777貨物機を使い、飛行試験を実施しています。

今後、JAXAと三菱電機は、この装置の将来の実用、製品化に向け、RTCAの特別委員会による、技術標準案作成のための調査・検討に参画する予定です。詳しくはJAXAのウェブサイトを参照ください。

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