イルクート、MC-21-300試験飛行2号機をジューコフスキーに移動

イルクート、MC-21-300試験飛行2号機をジューコフスキーに移動

ニュース画像 1枚目:イルクート MC-21-300
© Irkut
イルクート MC-21-300

ロシアのイルクートは2018年7月20日(金)、初飛行を済ませている2号機のMC-21-300が製造されたイルクーツク・アビエーション・プラントから、モスクワ近郊のジューコフスキー飛行場(ラメンスコエ空港)に移動したと発表しました。2017年10月にMC-21-300試験飛行機の1号機がイルクーツクからジュコーフスキー飛行場へ移動しています。

2号機の移動時間は、飛行時間がおよそ6時間で、1号機の移動時と同じく標準モードでフライトし、高度12,000メートルで巡航、各種システムは正常に動作していました。2号機は2018年5月12日(土)に初飛行し、これまでにおよそ14時間の飛行で高度12,000メートル、時速850キロメートルでの試験を実施しています。

ジューコフスキー飛行場では、試験飛行機が2機体制となり、新たな格納庫も建設されています。地上施設も整備されており、飛行データの収集、処理、分析するシステムが導入されており、測定する3万以上のパラメータからの記録を瞬時に分析します。

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