大阪航空局、朝日航空に厳重注意 特定操縦技能の有効期限切れで

大阪航空局、朝日航空に厳重注意 特定操縦技能の有効期限切れで

大阪航空局は、2018年7月27日(金)付けで朝日航空に厳重注意を行い、必要な再発防止策を報告するよう指示しました。朝日航空は所属操縦士の特定操縦技能の有効期限が2018年5月20日(日)に満了、5月22日(火)から6月24日(日)まで、航空機に乗り組んで操縦と操縦練習の監督を行ったと、6月25日(月)付けで大阪航空局に報告しました。

この事案は航空法第71条の3に違反する行為で、大阪航空局は航空法第134条に基づき報告徴収、7月18日(水)に立入検査を実施し、事実確認を行いました。この際、朝日航空は操縦士の特定操縦技能の有効期限の管理を含む資格管理が適切に行われておらず、当該操縦士の必要な知識や能力維持の確認がないまま乗務をさせ、運航の安全に影響を及ぼしかねない事態と判明しています。

これを受け、朝日航空への厳重注意となっており、再発防止が図られ安全運航の体制が維持されるよう指導、監督を行う方針です。

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