統合幕僚監部は2018年7月27日(金)、中国のY-9情報収集機が東シナ海から日本海を飛行したと発表しました。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対処しています。
Y-9は、アントノフAn-12をライセンス生産したY-8を、中国が独自に改良したターボプロップ4発の輸送機で、飛来したのは電波情報を収集するタイプとみられます。Y-9は東シナ海から朝鮮海峡を抜け、日本海を飛行したのち、同じ経路で東シナ海へ戻りました。
公開されている画像によると、尾翼には「9211」と記されており、Y-9JBとみられます。この機体は、2018年1月と4月に東シナ海から日本海を飛行した際にも確認されています。