ボーイング、2018年第2四半期の業績を発表 通期売上高を上方修正

ボーイング、2018年第2四半期の業績を発表 通期売上高を上方修正

ボーイングは2018年7月25日(水)、2018年7月から9月の第2四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比105%の243億ドル、1株当たりの利益(GAAP)は3.73ドル、1株当たり中核利益(non-GAAP)は3.33ドルで、営業キャッシュフローは47億ドルでした。

民間航空機部門では、当四半期の純受注数は239機で、このうちワイドボディ機は91機となります。受注残は5,900機弱で、金額ベースで4,160億ドルとなっています。また、防衛・宇宙・セキュリティ部門では、クウェート空軍向けのF/A-18、28機の製造契約の締結や、アメリカ海軍向けのF/A-18追加分18機とP-8ポセイドン3機の契約、V-22オスプレイ58機の複数年契約を獲得しています。

2018年通期での見通しは、防衛部門の契約数の増加、サービス部門の成長を受け、売上高を970億から990億ドルに上方修正しているほか、民間航空機部門の営業利益率も、11.5パーセント超に上方修正をしています。

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