東北防衛局は2018年8月9日(木)、陸上自衛隊とイギリス軍が実施する日英共同訓練に関して、宮城県、 王城寺原演習場の地元、大和・大衡・色麻3町村に情報を提供しました。これによると、共同訓練は9月30日(日)から10月14日(日)まで実施し、陸上自衛隊の統合火力誘導や戦術技量の向上、日英の連携強化を図ります。
イギリス側の訓練部隊は、イギリス空軍の輸送機や民間機で来日し、自衛隊車両で富士学校に移動し、北富士演習場で訓練を実施します。その後に自衛隊ヘリや車両で王城寺原演習場に移動し、訓練ののちに富士学校へ移動し、帰国する行程です。
陸上自衛隊からは富士教導団を中心とした60名程度、イギリス陸軍は40名から50名程度で、装備は小火器、通信機器などに加え、ヘリや車両は自衛隊のものを使用します。なお、イギリスからの輸送は、イギリス空軍の輸送機、民間機などで輸送する計画です。