ACJ320neo初号機、最終組み立てが完了

ACJ320neo初号機、最終組み立てが完了

ニュース画像 1枚目:初のACJ320neo
© AIRBUS S.A.S.
初のACJ320neo

エアバスは2018年8月16日(木)、ハンブルク・フィンケンヴェルダー空港に隣接する同社工場で、ACJ320neo初号機の最終組み立てが完了したと公表しました。この1機目は製造番号(msn)「8403」のアクロポリス・アヴィエーションに納入される機体で、CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジンが搭載されています。塗装はエアバス・コーポレート・ジェットの塗装が施されており、近く初飛行する予定です。

この機体はアクロポリス・アヴィエーションに2018年第4四半期に納入された後、バーゼルに拠点を置くAMACエアロスペースでアルバート・ピントがデザインを手がけた客室が搭載され、塗装もアクロポリス・アヴィエーションの仕様に変更されます。

ACJ320neoは、航空会社向けのA320neoと同様に、新世代のエンジンを搭載しているほか、主翼先端のシャークレットが標準装備となっており、燃費は15%減が想定されています。25名の搭乗の場合、ACJ320neoはおよそ11,100キロメートル、または13時間飛行できます。これはロンドンから北京間、またはロンドンからケープタウン間、あるいはモスクワからロサンゼルス間を飛行できます。

エアバスはACJ319neoで3機、ACJ320neoで6機と、ACJ320neoファミリーで9機を受注しています。

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