中国のY-9、8月29日に東シナ海と日本海を飛行 空自がスクランブル

中国のY-9、8月29日に東シナ海と日本海を飛行 空自がスクランブル

ニュース画像 1枚目:中国のY-9
© 航空自衛隊
中国のY-9

統合幕僚監部は2018年8月29日(水)、中国のY-9情報収集機が東シナ海から日本海を飛行したと発表しました。航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対処しています。

Y-9は、アントノフAn-12をライセンス生産したY-8を、中国が独自に改良したターボプロップ4発の輸送機で、飛来したのは電波情報を収集するタイプとみられます。Y-9は東シナ海から対馬海峡を抜け、隠岐方面へ飛行したのち、同じ経路で東シナ海へ戻りました。

公開されている画像によると、尾翼には「9211」と記されています。「9211」は1月29日(月)に東シナ海から日本海へ飛行した際にも確認されている、中国人民解放軍空軍のY-9JBとみられます。

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