三沢の第3飛行隊、2019年度内に百里へ移動 空自戦闘機部隊の再編

三沢の第3飛行隊、2019年度内に百里へ移動 空自戦闘機部隊の再編

ニュース画像 1枚目:2019年度の戦闘機部隊移動
© 防衛省
2019年度の戦闘機部隊移動

防衛省は、2018年8月31日(金)に平成31(2019)年度概算要求の概要を発表、この中で航空自衛隊戦闘機部隊の移動計画を明らかにしています。

計画は、三沢基地のF-2で運用する第3飛行隊が百里基地に移動します。第3飛行隊の移動は、F-35Aの導入に伴い、百里基地のF-4EJ改の第302飛行隊を整理し、三沢基地に臨時F-35A飛行隊で運用試験が実施されています。

この部隊再編を受け、航空優勢の確実な維持に向けた態勢を整えるため、戦闘機部隊の体制移行が実施されるものです。当初は、三沢基地に2020(平成32)年度に2個目の飛行隊の新設に伴い、三沢基地のF-2による第3飛行隊は百里基地に移動する予定でしたが、防衛省は計画を1年前倒し、2019年度内に第3飛行隊の百里基地移動を終える方針をF-35の配備にあわせ示していました。

空自の戦闘機部隊の再編は、F-35Aの配備を見据え、2016年度から実施されてきました。

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