統合幕僚監部は2018年9月1日(土)、ロシア機が日本海から太平洋へ周回飛行したと発表しました。これによる領空侵犯などはありませんでした。同日に確認されたロシア機は、Tu-142哨戒機の2機が日本海から太平洋に、Su-24偵察機の1機が日本海で確認されています。いずれも航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応しました。
Tu-142哨戒機2機は日本海をウラジオストク方面から飛来し、対馬海峡を通過し、沖縄本島まで南下後、宮古海峡を通過して太平洋に向かいました。さらに太平洋沿岸を北海道まで北上し、ロシア側に戻る飛行でした。Su-24戦術偵察機1機は能登半島方面沖から北上し、再びウラジオストク方面へ戻ったものです。
統合幕僚監部が公開している画像によると、機番は「RF-34108」でロシア海軍が保有するTu-142MZ対潜哨戒機とみられます。