アムステルダム・スキポール空港でのスポッティングレポート
2015年6月、FlyTeamスタッフツアーでのアムステルダム・スキポール空港スポッティングレポートです。アムステルダムはスポッターに優しい空港として知られ、空港ターミナルにはフォッカー100の「PH-OFE」が展示された展望デッキには多くの人が集まります。搭乗前の時間を過ごす人たちもいれば、地元オランダのスポッターたちも見受けられます。土、日は展望デッキのフロアにはレストランやシミュレータなどが置かれていることから、ファミリーの利用も多い様です。
今後のみなさんの海外スポッティングなどの参考になれば幸いです。 (2015/10/16)
開催概要
日時:6月19日(金)
場所:アムステルダム・スキポール国際空港 - オランダ
アムステルダム・スキポール空港での撮影報告
航空ファンに優しいアムステルダム空港ですが、滑走路は6本あり、中でも18C/36C、18L/36Lへのアクセスは決して良いとは言えません。このため、時間があまり確保できない場合はターミナルの展望台、ターミナル近くのスポットに留まる方が良いでしょう。時間を十分に確保できる場合には、この2本の滑走路を離着陸するスポットでの撮影を計画する方が良いでしょう。
今回の滞在は、アムステルダム中心部へのアクセス利便性と撮影時のアクセスを考え、CitizenMに宿泊しました。空港ターミナルから徒歩アクセス圏内には大手ホテルブランドのシェラトン、ヒルトンとあわせ、3軒あり、予算に応じて選択できます。今回はアムステルダム中心部へのアクセスと撮影に最大限の時間を割くことを考え、ターミナルに近いホテルを優先しましたが、撮影のみと割り切れば、バスでの移動となりますが、36Cや06近くにもホテルが数軒あり、予算や時間で選ぶことができます。
スポッティングでは、ホテルから道路沿いに徒歩で18Cへ向かい、さらにアムステルダムらしい水路を横切る航空機が撮影できるスポット、さらに18R/36Lへと向かいました。歩いた時間のみでは1.5時間ほどで、それぞれのポイントでの撮影とあわせると、半日以上を費やしました。ターミナルビルのスポットとは違い、現地の風景を楽しみながら撮影ができたため、満足度も高まります。
今回の訪問では、空港周辺のスポットを巡る際にバスが大いに役立つことが実感できました。特に、18C/36C、18R/36Lをバスで巡る場合は乗継ぎでアクセスできます。18R/36Lから空港ターミナル付近まで戻る際は、ホーフトドルプ駅を経由し、バスと鉄道を乗り継ぎましたが、時間や場所はGoogle Mapや地図アプリなどを利用すると、リアルタイムに現在地を確認でき、言葉が分からなくとも降車する場所を間違うことはありません。こうしたアプリが無い時代と比べ、大きく迷うことは少なくなり効率的に時間を使えることを実感しました。
移動手段に加え、撮影ポイントでは、09/27の27側の北にマクドナルドがあり、このポイントは食事に困ることもなく、撮影を楽しむことができます。このポイントは空港からバスでおよそ10分ほど、バス停「schiphol knooppunt noord」のそばにあり、近くにはマクドナルドもあります。店舗内にはフライトインフォーメーションが設けられ、スポッター・フレンドリーであると同時に短時間で空港の外で飛来機を楽しむ場所として乗継時に利用するのも良いでしょう。
また、夜の撮影は、ホテルから近いGピア周辺を訪れました。スポッターに優しい空港とは言え、近くに設置されているカメラから人影を確認し、セキュリティのスタッフたちが何をしているか確認に来ました。最初はオランダ語で話しかけられた後、英語で再び聞き直し、どのホテルに泊まっているか、オランダへの訪問目的などを質問されました。撮影していることを伝えると、特に問題もなく「楽しんでね」と去っていきました。もし、夜に撮影したいと思っている場合は、撮影目的、宿泊先、出国する日にちなどは伝えられるように事前に予習しておくと、昼から夜までスポッターに優しい空港を満喫できそうです。