搭乗レビュー
栄光の?001便、北米大陸の会社であればまずまず
- 口コミ投稿者
- HB-JMBさん
搭乗写真
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トロント(ピアソン)空港173番スポ... 続き
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トロント(ピアソン)空港E73ゲート... 続き
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搭乗直後のMoving Map。
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離陸直後、食事前のリフレッシュメント... 続き
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このアントレは、糖尿病特別食、低カロ... 続き
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アントレのアルミふたを取った状態。
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アントレの拡大写真。とろみがほとんど... 続き
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サラダの拡大写真
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低脂肪特別食用の間食。成田発便と異な... 続き
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間食として配られたボックスミールの中... 続き
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ボックスミール左に入っていたサンドイ... 続き
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成田行きの便でもエアカナダ国際線名物... 続き
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カップヌードル以外の間食として希望者... 続き
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一般客用のサンドイッチ。こちらはマー... 続き
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間食の食後、宴?の後。
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L4ドア前のトイレのシンク側
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L4ドア前のトイレ。このベビーベット... 続き
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トイレ内での喫煙はカナダ法令に基づき... 続き
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低脂肪特別食の到着前の2度目の食事。... 続き
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2度目の食事、アントレのアルミふたを... 続き
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稚内より日本の上空に入る。ここでエン... 続き
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成田への最終着陸態勢。管制より他機と... 続き
総評
【機内食・ドリンク】
低脂肪特別食をリクエスト。内容は標準的か。一般食は2チョイス(離陸後はビーフかチキン、到着前はおかゆかオムレツ)。
なお、糖尿病特別食(DBML)、低カロリー特別食(LCML)および低食塩特別食(LSML)と低脂肪特別食(LFML)では離陸後および到着前のホットミールのアントレおよび間食のサンドイッチの内容は共通である。
【座席(シート)】
777で3-3-3なので満席近くても横方向の圧迫感はなく。クッションは最近はやりの薄型ではなく、クッション厚めで座り心地はいくぶん柔らか目。ただし、自席のリクライニングの動作が硬く、後ろの席のテーブルをゆするぐらい力を入れて一気にリクライニングしなければ背が倒れなかったのはやや問題。
【機内スタッフ】
不快になることはなかったので、気配りは外国航空会社ではよく気配りはできていると思われる。エコノミーに配置された日本人乗務員もよく訓練されていて気配りのできる方のようで好印象。
複数の学校からの語学研修プログラムからの帰りと思われる学生(中高生か)が多数搭乗しており、ほぼ満席の機内で幾分騒がしかったものの、乗務員はてきぱきとサービスをこなしていた。
シートベルト着用サイン点灯時は割としっかりと席に戻ってくださいと乗客にまめに声かけをしていた。また、着陸準備も使用済みサービス機材をトイレに放り込むことなく、きちんとギャレー内に収容させたうえで、コクピットからの着席指示前にはきちんとジャンプシートに着席していたので、安全意識については問題なさそうであった。
【エンターティメント】
タッチ操作に対するレスポンスはやや遅く、遅いのでという旨の日本語PAがあったが、イライラするほどではない。ただし往路AC002便でも触れたとおりチャンネル数は少な目。
機外カメラはないものの、Moving Mapとエアショーは複数のフォーマットが用意されており、必要最低限のものはあるという印象。もちろん、長距離機材で個人モニターのない機材(たとえばUAのB747-400など)よりははるかによいが。
【トイレ・洗面台】
清掃状態は悪くはなかったが、L4ドア前の車いす対応トイレで飛行時間8時間ほど経過したときにトイレットペーパーがすでに残り少なくなっていたにも関わらず予備のペーパーもない状態になっていたのは問題かと。ペーパーホルダーと便座に距離があり、ペーパーを出す時、思いがけず床につけてしまう人、あるいは(便座とペーパーホルダーが遠いので)必要以上の長さのペーパーを取ってしまう人が多いために、ペーパー消費が多いことが原因ではと推測される(床についてしまったペーパーは捨ててしまうはずなので)。乗務員もそのようなL4ドア前の車いす対応トイレの特性を理解してまめにトイレのチェックができていなかったところが、機内スタッフの働きぶりはよいと感じていただけにに非常に惜しいところ。
【機材コンディション】
リクライニングを倒す方向の動作が固くで動きが悪かったことはやや気になる(ただし、リクライニングを元に戻した状態で問題なく保持できたので、安全上は問題ないが・・・)が、それ以外では気になるような点は見受けられず。
【空港サービス】
モントリオール発のAC国内線からの乗継で、国内線から国際線への乗継専用ゲートを使用したが、国内線区画から国際線出発区画に移動するところの扉が故障して(おそらくは係員が間違ったコードで締め出し状態にしてしまったのが原因かと)、乗継客が15分ほど締め出されてしまい、国際線出発のEゲートまで行けない状態になっていたのはいただけない。
トロントでAC国内線からAC国際線への乗継の際には成田の国際線から国際線への乗継のような乗継用の保安検査はなく、国際線への出発ゲートまで進める。トロントからの搭乗券をなくした同行者に対しても乗継カウンターでスムーズに搭乗券再発券を受けられ、その点は好評価。
成田は43番ゲートへの到着なので、ゲートからバゲージクレームまでがかなり(最も?)遠いため(徒歩でも入国審査の渋滞なしでもゆうに10分は歩く)荷物がターンテーブルまで出てくるのに多少時間はかかるが(到着後30分ぐらいしないと回り始めず、全部出るのに20分~30分近くかかる)、それ以外は至って標準的か。
荷物はモントリオールから預けたが、搭載ミスなくきちんと成田に到着し、同行者が段ボールで預けた荷物も破損なく(多少へこみはあったが、まあこの程度か)受け取ることができた。
【総合評価】
客室乗務員が飛行機を安全にそして快適に飛ばそうという意識が高いと感じられる行動が多く見られ、飛行中も不安に感じるところがなかった点はさすが北米ではナンバーワンと言われるキャリアの底力か。
エンタメのチャンネル数が少ないこととL4ドア前のトイレの問題以外は、北米大陸のキャリアとしてはまずまず。
食事も2回ともホットミールで、エコノミーもアルコール類も無料であるから(この便では飲まなかったが)基本的はサービス水準も悪くはなさそう(エンタメのチャンネル数にしても、少ないことが事前に分かっていればiPad等で自前で好みのものを持ち込めばよい話であるから、基本のサービスレベルが高いか否がより重要ではと思われる)。
AC002便のレビューでも触れたが、目的地がアジア系や中東系キャリアでは行けない場所だが米系ではちょっとという場合には運賃はやや高めになるが利用価値はありそうである(エアカナダでカナダに行くなら、ESTA申請も不要で、TSAロックでないと荷物に鍵をかけられないということもないので)。
補足:栄光?の001便ではあるが、羽田~トロント線に今年7月から就航したため、2014年冬ダイヤではトロント~成田線のAC001便およびその折り返しのAC002便は運休になるとのこと。さすがに冬期にトロント行きが成田デイリー+羽田デイリーではさすがに輸送力は過剰と思われ。
http://www.aircanada.com/jp/news/140812_NRTYYZ.html
低脂肪特別食をリクエスト。内容は標準的か。一般食は2チョイス(離陸後はビーフかチキン、到着前はおかゆかオムレツ)。
なお、糖尿病特別食(DBML)、低カロリー特別食(LCML)および低食塩特別食(LSML)と低脂肪特別食(LFML)では離陸後および到着前のホットミールのアントレおよび間食のサンドイッチの内容は共通である。
【座席(シート)】
777で3-3-3なので満席近くても横方向の圧迫感はなく。クッションは最近はやりの薄型ではなく、クッション厚めで座り心地はいくぶん柔らか目。ただし、自席のリクライニングの動作が硬く、後ろの席のテーブルをゆするぐらい力を入れて一気にリクライニングしなければ背が倒れなかったのはやや問題。
【機内スタッフ】
不快になることはなかったので、気配りは外国航空会社ではよく気配りはできていると思われる。エコノミーに配置された日本人乗務員もよく訓練されていて気配りのできる方のようで好印象。
複数の学校からの語学研修プログラムからの帰りと思われる学生(中高生か)が多数搭乗しており、ほぼ満席の機内で幾分騒がしかったものの、乗務員はてきぱきとサービスをこなしていた。
シートベルト着用サイン点灯時は割としっかりと席に戻ってくださいと乗客にまめに声かけをしていた。また、着陸準備も使用済みサービス機材をトイレに放り込むことなく、きちんとギャレー内に収容させたうえで、コクピットからの着席指示前にはきちんとジャンプシートに着席していたので、安全意識については問題なさそうであった。
【エンターティメント】
タッチ操作に対するレスポンスはやや遅く、遅いのでという旨の日本語PAがあったが、イライラするほどではない。ただし往路AC002便でも触れたとおりチャンネル数は少な目。
機外カメラはないものの、Moving Mapとエアショーは複数のフォーマットが用意されており、必要最低限のものはあるという印象。もちろん、長距離機材で個人モニターのない機材(たとえばUAのB747-400など)よりははるかによいが。
【トイレ・洗面台】
清掃状態は悪くはなかったが、L4ドア前の車いす対応トイレで飛行時間8時間ほど経過したときにトイレットペーパーがすでに残り少なくなっていたにも関わらず予備のペーパーもない状態になっていたのは問題かと。ペーパーホルダーと便座に距離があり、ペーパーを出す時、思いがけず床につけてしまう人、あるいは(便座とペーパーホルダーが遠いので)必要以上の長さのペーパーを取ってしまう人が多いために、ペーパー消費が多いことが原因ではと推測される(床についてしまったペーパーは捨ててしまうはずなので)。乗務員もそのようなL4ドア前の車いす対応トイレの特性を理解してまめにトイレのチェックができていなかったところが、機内スタッフの働きぶりはよいと感じていただけにに非常に惜しいところ。
【機材コンディション】
リクライニングを倒す方向の動作が固くで動きが悪かったことはやや気になる(ただし、リクライニングを元に戻した状態で問題なく保持できたので、安全上は問題ないが・・・)が、それ以外では気になるような点は見受けられず。
【空港サービス】
モントリオール発のAC国内線からの乗継で、国内線から国際線への乗継専用ゲートを使用したが、国内線区画から国際線出発区画に移動するところの扉が故障して(おそらくは係員が間違ったコードで締め出し状態にしてしまったのが原因かと)、乗継客が15分ほど締め出されてしまい、国際線出発のEゲートまで行けない状態になっていたのはいただけない。
トロントでAC国内線からAC国際線への乗継の際には成田の国際線から国際線への乗継のような乗継用の保安検査はなく、国際線への出発ゲートまで進める。トロントからの搭乗券をなくした同行者に対しても乗継カウンターでスムーズに搭乗券再発券を受けられ、その点は好評価。
成田は43番ゲートへの到着なので、ゲートからバゲージクレームまでがかなり(最も?)遠いため(徒歩でも入国審査の渋滞なしでもゆうに10分は歩く)荷物がターンテーブルまで出てくるのに多少時間はかかるが(到着後30分ぐらいしないと回り始めず、全部出るのに20分~30分近くかかる)、それ以外は至って標準的か。
荷物はモントリオールから預けたが、搭載ミスなくきちんと成田に到着し、同行者が段ボールで預けた荷物も破損なく(多少へこみはあったが、まあこの程度か)受け取ることができた。
【総合評価】
客室乗務員が飛行機を安全にそして快適に飛ばそうという意識が高いと感じられる行動が多く見られ、飛行中も不安に感じるところがなかった点はさすが北米ではナンバーワンと言われるキャリアの底力か。
エンタメのチャンネル数が少ないこととL4ドア前のトイレの問題以外は、北米大陸のキャリアとしてはまずまず。
食事も2回ともホットミールで、エコノミーもアルコール類も無料であるから(この便では飲まなかったが)基本的はサービス水準も悪くはなさそう(エンタメのチャンネル数にしても、少ないことが事前に分かっていればiPad等で自前で好みのものを持ち込めばよい話であるから、基本のサービスレベルが高いか否がより重要ではと思われる)。
AC002便のレビューでも触れたが、目的地がアジア系や中東系キャリアでは行けない場所だが米系ではちょっとという場合には運賃はやや高めになるが利用価値はありそうである(エアカナダでカナダに行くなら、ESTA申請も不要で、TSAロックでないと荷物に鍵をかけられないということもないので)。
補足:栄光?の001便ではあるが、羽田~トロント線に今年7月から就航したため、2014年冬ダイヤではトロント~成田線のAC001便およびその折り返しのAC002便は運休になるとのこと。さすがに冬期にトロント行きが成田デイリー+羽田デイリーではさすがに輸送力は過剰と思われ。
http://www.aircanada.com/jp/news/140812_NRTYYZ.html
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 52D
- 搭乗クラス
- Y
- 出発予定時刻
- 1405LT
- 搭乗時刻
- 1320LT
- 出発時刻
- 1407LT
- 飛行高度
- FL320-FL340-FL360
- 到着予定時刻
- 1555JST
- 到着時刻
- 1617JST
- 出発ゲート・スポット
- Gate E73/Spo t173
- 離陸滑走路
- 15L
- 離陸時刻
- 1433LT
- 到着ゲート・スポット
- Gate/Spot 43
- 着陸滑走路
- 16R
- 着陸時刻
- 1613JST
- メモ
- YYZ=UTC-4 NRT到着はYYZ出発翌日。
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