初めてデュッセルドルフ国際空港で乗り継ぎしました。 - ANA (全日空) 口コミ・評価

航空会社 ANA (全日空)

2023年10月27日に撮影されたANA (全日空)の航空機写真

© 767-381さん

全日空(ANA)は、日本ヘリコプター輸送と極東航空が1958...
日本
IATA | ICAO
NH | ANA
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
初めてデュッセルドルフ国際空港で乗り継ぎしました。

航空会社
全日空
便名
NH941
ビジネス
搭乗日
2015/02
路線
成田(東京) → デュッセルドルフ
機材
Boeing 787
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
5ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
5ッ星
トイレ・洗面台
4ッ星
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
4ッ星
口コミ投稿者
janaさん
アクセス数
19,103
投稿日
2015/03/01

搭乗写真

  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    和食・前菜
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    メインディッシュは豚の角煮でした。

総評

バルセロナに行くためには、どこかで乗り継ぎが必要なので、ANAが就航しているデュッセルドルフ国際空港を選択しました。

コンパクトな空港で乗り継ぎの手荷物検査、パスポートコンロールもANA便の乗客で乗り継ぎ客もあまり多くなかったため、ほとんど待ち時間なく通過することが出来ました。

ルフトハンザのラウンジにもパスポートコントロールから1分くらいのところにあるので、フランクフルトのように長く歩く必要はありませんでした。

またパスポートコンロールの後の通関?もないのでカバンをチェックされることもありませんでした。

次回から乗り継ぎがあるときはこの空港を利用しようと思います。

コメント

  • 2015/03/02 23:53:12

    Jana様
     ドイツでのシェンゲン外フライトからシェンゲン内フライトでの乗継ではミュンヘンの総領事館より以下の注意喚起がなされています(領事館で注意喚起するぐらいですから、フランクフルト、ミュンヘン両空港で、日本人が税関でトラブルになって領事館員が出動すると思われるケースは少なくないようです)。これはかれこれ5~6年前ぐらいから継続して注意喚起されております。

     シェンゲン外からシェンゲン内への乗継方法は、下記PDFの2ページ2-2(1)に記述されているような形となります。ミュンヘンの総領事館作成の資料ですので、「ミュンヘン」と書かれていますが、デュッセルドルフの場合も、これを「デュッセルドルフ」と読み替えて考えていただればと思います。

     ここで注意しなくてはいけないのは「機内持込荷物については、最初にEU域内に入る地点で申告義務があります」という記述です。すなわち、預け荷物について成田からバルセロナまでスルーチェックがかかっている場合でも、機内持込手荷物が免税範囲を超えている場合には、税関への申告が必要ということです。デュッセルドルフ空港は利用したことがないので、具体的な配置は分かりかねますが、「入国審査を経たあと、搭乗フロアに移動する通路の途中に税関の申告窓口があります。窓口には通路の色分け等の表示はありませんので見落とさないようご注意ください。」という記述の通り、デュッセルドルフでもバルセロナ行き(シェンゲン内フライト)の搭乗口に行くまでの間のどこかに税関ブースがあるはずです。もし税関ブースに人がいなくても、もし免税範囲を超えているようでしたら、税関職員を呼んで税関手続きを行う必要があります(どこかに税関を呼び出せるインターフォンがあるはずです)。デュッセルドルフではどのようだかは分かりませんが、フランクフルトおよびミュンヘンでは搭乗口付近での抜き打ち税関検査もあるとのことです(ミュンヘンでの入国を何度かしていますが、そのときはルフトハンザが使用する第2ターミナルでなくエミレーツ航空利用の第1ターミナルだったこともあり、税関抜き打ち検査が行われているところは見かけませんでしたが・・・。シェンゲン外フライトからシェンゲン内フライトへの乗継客の多い第2ターミナルではどうかわかりませんが)

     ちなみに、ドイツでは身の回り品、贈答品に関わらず持ち込む品物のすべての合計価値が470ユーロ以上の場合には税関申告の義務があります。他の国(オーストリア、スイス、フランス等)では身の回り品もしくは日本に持ち帰る私物は申告義務の範囲の合計価値には入れないことが多いですが、ドイツでは「持ち込む品物のすべての価値」で考えるので、ドイツでの通関条件は大変に厳しいです(1ユーロ135円としても、63450円ですから、普通の機内持込手荷物に一眼レフとかちょっと高級なノートパソコンとかを持っているだけでも「価値」の考えようによっては申告義務が必要と思ってしまう金額です)。ただし普通の旅行客がごく一般的に持ち込む物ならば、税関への申告さえすれば、実際に関税を取られるようなケースはそれほど多くないですようですが・・・)


     これを知らないで日本からフランクフルト経由でベルギーに行った有名な音楽家が、フランクフルトの税関で自分の楽器(たしか演奏家として機内に持ち込んだバイオリン。プロの演奏家が使うもので、しっかりとした職人が作ったもので、470ユーロの何百倍の価値のある品物)を税関申告義務があるのに申告しなかったとして没収されてしまい、(演奏会のときに楽器がなくて日本の新聞沙汰になるほどだったので)、領事館がフランクフルト税関と交渉して、それでも埒が開かず、外務大臣だか外務省の局長クラス同士だけの折衝の結果、半年後ぐらいに特例で返還してもらったというような話さえあるくらいです。

     
     そして、航空会社職員、乗務員でもシェンゲン外フライトからシェンゲン内フライトへの乗継の際、このことを知らない方が大変多いようですから要注意です。ドイツ方面によほど詳しい旅行会社、あるいは航空会社のスタッフでないでないと、たぶんこのことは周知されていないと思います。

     そんなわけで、個人的にはドイツでシェンゲン外フライトからの乗継はこうしたリスク、面倒があるのであまり好きではないです。また、シェンゲン外からドイツ内空港を最終目的地とするフライト、つまりドイツで入国審査を受ける場合には「すべての品物の価値が470ユーロ」という制限があるのでやはりなるべくは・・・と思ってしまいます。時間があれば別のシェンゲン協定加盟国から陸路でドイツに入る(陸路では税関基準が異なり、国境に税関検査窓口もない上、税関抜き打ち検査もあまり行われなく、概して空港より税関検査が緩い)経路を優先的に考えてしまいます(ちなみに、他のシェンゲン加盟国で入国し、シェンゲン内フライトにドイツに入る場合、日本あるいは他のシェンゲン外の国からスルーチェックでドイツまで預け荷物が搬送される場合、機内持込分は入国審査を行った国で通関済み扱いになり、預け分のみがドイツ税関での税関申告の対象というのが一応原則の考え方。この場合、預け分が470ユーロの範囲であれば税関申告不要と考える)

     ドイツは1970年代のころはともかく、現在は日本人であれば入国審査ではあれやこれや聞かれることは少ない(パリでの例の事件以降はどうだかわかりませんが)ので安心ですが、旅行者の税関申告については世界で最も複雑かつ面倒な国ではと思ってしまうほどです(シェンゲン協定加盟後は、乗継でも税関申告とは無縁ではないケースもあり本当に厄介になりました。条件の複雑さから、オーストラリアやNZ,アメリカ合衆国の税関検査よりも面倒に感じてしまうほど)

     長々と恐縮ですが、ご参考までに。HB-JMB
     
     http://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/jp/hp.zoll.info.131010[1].pdf
     

  • 2015/03/03 00:04:01

     Jana様
     コメント投稿後に先の記述で誤解しそうなところを発見してしまいましたので、いくつか補足を
     第3段落で「預け荷物について成田からバルセロナまでスルーチェックがかかっている場合でも、機内持込手荷物が免税範囲を超えている場合には、税関への申告が必要ということです。」と書きましたが、ここでいう『税関』はバルセロナではなく、「デュッセルドルフ」、つまりドイツの税関となります。
     「機内持込手荷物」と書いてありますが、「機内持込手荷物『のみで』」と考えた方が言いたいことが分かりやすいのではと思います。
     ドイツの税関への申告ですから当然にドイツの通関規則が適用になります。

     スルーチェックになっている預け荷物については(デュッセルドルフで引き取らない場合)、バルセロナの税関で、スペインの通関規則によって税関手続きを行うこととなります。
     最初のコメントが寸足らずのものをチェック不十分で投稿してしまい、大変失礼しました。

     HB-JMB


     

  • 2015/03/03 13:07:17

    ご丁寧にありがとうございます。

    1月にフランクフルトで東欧への乗り換えをしたときは、パスポートコントロールの後に乗客がカバンの中身を調べられておりました。

    フランクフルトはほぼ常時、税関職員がいるのを見かけているので、前で検査をされている人がいなければ必ず止められると思います。
    ただ前で誰かが検査されていれば、そのまま通過させられるので検査はありませんでした。

    たしかに懸念はありますが、スターアライアンスを利用しようとすると経由便はドイツになることが多いです。

  • 2015/03/04 00:00:06

    Jana様
     HB-JMBでございます。ロクにまとまっていないコメントにもかかわらず、わざわざご返信ありがとうございます。

     >たしかに懸念はありますが、スターアライアンスを利用しようとすると経由便はドイツになることが多いです。 <

     スタアラでヨーロッパ行くのに便利な・・・という選択肢を考えるとドイツ経由というのはおっしゃる通り合理的な選択肢かと。税関のことも、スルーチェックインでも機内持込荷物で470ユーロ以上の価値になると申告がいると把握していれば問題ないといえばないわけで。
     470ユーロの価値がどう判断されるか分からないから心配だから税関職員呼んだといえば犯罪の容疑者ばりに別室で身ぐるみはがして隅から隅まで・・・ということになることはドイツでは通常はまずないであろう(日本のパスポート持っていれば)し、カバンの中を実際に検査されても商業用見本とか特殊な品(農産物類、相当多量のタバコや酒)持っていなきゃ「(この程度なら)関税の支払いはいらないですよ」と拍子抜けするぐらいあっさりと解放されるケースの方が圧倒的に多いはずですので。

     >フランクフルトはほぼ常時、税関職員がいるのを見かけているので、前で検査をされている人がいなければ必ず止められると思います。
    ただ前で誰かが検査されていれば、そのまま通過させられるので検査はありませんでした。<

     Jana様のこの記述を拝見する限り、税関の厳しいと言われるフランクフルトですら、豪州やNZのように免税でも課税でも全部の荷物にX線かけて全数(税関を通過する旅客全員を)を漏らさずがっちり検査という感じでもないようですし(一応建前上は自分の責任と判断で「免税」か「課税」かを選んで該当のレーンに行ってくださいといういわゆる「デュアルチャネルシステム」という形になっているようですし)
     長距離国際線発着便数がフランクフルトやミュンヘンよりは圧倒的に少ないデュッセルドルフではフランクフルトのように常時張り付くほどの税関職員がいないので、知らないと税関がないのかと(フランクフルトと比べると)拍子抜けするような状況なのかもしれません。

      余談で恐縮ですが、今年の夏にキャセイが週4便で香港~デュッセルドルフ線を開設するようですから、デュッセルドルフからのエアベルリン運航便と組み合わせることで、ワンワールドでも(発着時間のことは無視して、就航地点の面だけでいえば)日本から(香港乗換になりますが)デュッセルドルフ乗継ができるようになるでしょう(デュッセルドルフはエアベルリンのハブの1つですので。ただし、日本からのキャセイの航空券で日本~香港~デュッセルドルフと乗って、さらにその先エアベルリンに乗り継ぐようなヨーロッパ行きの航空券が実際に発券できるのかと、それがいわゆるお値打ち価格で販売されるかはまったく分かりませんが・・・)。ワンワールド派でなければ、本当に無駄話なようで大変恐縮ですが。

      また長々と失礼しました。HB-JMB

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