航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,078件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
感涙のキャプテンアナウンスを皆様にも…。ANAジャンボの別れの咆哮が羽田空港に響き渡ったあの日の記憶(再投稿)
- 口コミ投稿者
- flytaka78さん
搭乗写真
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いよいよ最後のお別れ…。
間近で撮影... 続き -
那覇空港で撮影できたのもこれが最後…... 続き
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この並びで撮れたのもこれでラスト…。
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ここでの雄姿ももう見られませんね…。
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優先搭乗の方々の多いこと、多いこと…... 続き
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搭乗客であふれかえるゲート付近の様子... 続き
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搭乗客であふれかえるゲート付近の様子... 続き
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片側二発のエンジンと大きな翼。
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さらばJA8961…。
ありがとうJ... 続き -
大きなエンジン!
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迫力のギア!
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いつまでも心の中を飛んでいてください... 続き
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別れが惜しくて、いつまでもジャンボの... 続き
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たくさんのメッセージが書かれた寄せ書... 続き
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THANKS JUNBO! 大きなあ... 続き
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プレミアムクラスの食事のお品書き。
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搭乗記念品のポストカード。
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搭乗証明書。
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搭乗記念品のメッセージカード。
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搭乗記念品のメッセージカード(裏面)
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搭乗記念品のステッカー。
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搭乗記念品の紙飛行機キット。
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搭乗記念品の紙飛行機キット。
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搭乗記念品の紙飛行機キット。
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搭乗記念品の紙飛行機キット。
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搭乗記念品のクリアーファイル。
総評
「ご搭乗の皆様こんにちは。機長の藤村でございます。お休みの所失礼いたします。
本日はこの『ボーイング747ジャンボジェット』の日本でのラストフライトにご搭乗頂きまして誠にありがとうございます。当機、現在本日の巡航高度39000ft、約11900mにて順調に飛行を続けております。ちょうど先ほど右手に奄美大島を通過した所でございます。
当機はこの先、本島南洋上を北上いたしまして、最終的に新島から房総半島経由にて目的地羽田空港へと向かってまいります。現在の所、皆さまの羽田空港到着予定時刻は遅れて恐縮ではございますが、20分遅れの15時20分、午後3時20分前後を予定しております。
なおこの先の航路上の天候でございますが、昨日まで本邦を横切っておりました前線が通過いたしまして比較的穏やかな中で、目的地まで向かえる見込みでございます。ただ、まだ強い偏西風の中の飛行となりますので、急に揺れることもございます。お座席にお座りの際は安全の為シートベルトの着用の方をお願い申しあげます。
また最後になりましたが、この『ボーイング747ジャンボジェット』について少しお時間を頂きたいと思います。
このボーイング747型機は、ANAにおいて今から35年前、1979年に導入されましたが、以来長きに渡りまして多くの方々にジャンボジェットの愛称で親しまれ、そして可愛がって頂けましたことを改めましてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
このジャンボジェットは世界で運航しております旅客機の中で一番速い飛行機とも言われております。音速の約92%を出すことができ、追い風時は時速1200kmに達することもございます。また揺れに強い飛行機とも言われており、速さと居住性を両立させた本当に素晴らしい飛行機でございます。
私事で恐縮ではございますが、私はジャンボの操縦を25年前に始めました。当時、このジャンボジェットを初めて見た時はこの圧倒的な存在感に、『本当に私にこの飛行機が操縦できるのか…?』と不安に思ったことを覚えています。
以来パイロット人生のほとんどをこのジャンボジェットと共に過ごしてまいりました。共に多くの経験をし、そしてパイロットとして育ててもらったように思っています。
時代の流れとはいえ、この大好きなジャンボジェットが退役することは非常に残念ではございますが、このジャンボへの思いを、熱い思いを次世代の翼につなげ、引き続き多くの方々に安全でそして夢のある空間をお届けできるよう、従業員一同努力してまいりますので引き続き見守っていただけたら幸いでございます。
それではあと1時間20分ほどの飛行になりましたが、この大きくて、速くて、そして快適なジャンボジェットの空の旅を引き続きお楽しみ下さいませ。改めまして本日のご搭乗ありがとうございます。失礼致します。」
上の文章は、このフライトのキャプテンアナウンスです。
搭乗からずいぶんと月日が経ってしまいましたが、できるうちに大切な記憶を記録として残しておきたい…との思いから、ようやく重い腰を上げ、録音などをしたこの日のフライトの記録をたどりました。
この度この場所を使わせていただき、感涙のキャプテンアナウンスを皆様にも心の中でお聴きいただければ…と思います。
フライトの最終盤には以下のアナウンスも聴かせていただけました。
「ご搭乗の皆様お疲れ様です。当便機長でございます。
当機はすでに羽田空港に向けて降下を開始しております。現在の所羽田空港到着予定時刻は3時15分過ぎを予定しております。
なお本日は送迎デッキでお待ち頂いているたくさんのファンの方々ための、このジャンボジェットの着陸を見ていただくために第2ターミナル前34番ライトへの着陸を現在リクエストしている状況でございます。
また着陸後は逆噴射装置をフルに利用し、皆様にジャンボの最後のサウンドを聞いていただきたいと思っています。
その後地上滑走のち、最後は消防車からの放水アーチの歓迎を受けながら408番ゲートに入る予定でございます。窓ぎわのお客様は突然の放水に驚かれるかもしれませんが、機内に水は入ってきませんのでどうぞご安心下さいませ。それではあと20分ほどの飛行でございます。
国内ジャンボジェットのラストランディングをどうぞお楽しみ下さいませ。ありがとうございました」
確かに、この日の逆噴射は、いつもと違って、ANAジャンボの別れの咆哮を思わせる大きな雄たけびで、堂々としていながらもどこか寂しさを感じさせるような、なんともいえない感情を感じるサウンドでした。
ホームの羽田空港・第2ターミナルで最後の雄姿を見届けるファンの方々を思い、34R滑走路へのランディングをリクエストしてくださったり、フライトクルーの皆様の温もりをたくさん感じられる、本当に感動的なフライトでした。
【機内食・ドリンク】
普通席ながら、せっかくの記念なので、プレミアムクラスの食事を事前にオーダーしておきました。
メニューはレビュー写真の方にアップしておきます。
【座席(シート)】
当時はANAマイレージクラブの平会員だったため、一般購入よりも早く購入したにも関わらず、窓側席や二階席はすべて上級会員によっておさえられており、やむなく中央区角の4人掛けの通路側席を予約。
この時ほど上級会員をうらやましく思ったことはなく、また、この経験が自分をSFC入会に導きました。
【機内スタッフ】
15名のCAさんが乗務されていましたが、747-400が導入された当時のユニフォームで乗務されていました。
いつも丁寧なANAさんのサービスですが、さすがにジャンボのラストフライトだけあって、記念撮影にも気持ちよく応じていらっしゃいました。
また、キャプテンの感涙機内アナウンスも素晴らしかったです。
【エンターティメント】
使用せず。
【トイレ・洗面台】
使用せず。
【機材コンディション】
くたびれた感じはあるものの、まだまだ飛び続けてほしいと思えたJA8961…。
決して新しくない機体ですが、広い空間のもたらす快適性、ジャンボの温もりは決して忘れられません。
【空港サービス】
一般客よりもはるかに多い上級会員の数に驚きました。
当然、優先搭乗は超長蛇の列!
搭乗ゲートではセレモニーもあり、多くの人々でごった返していましたが、多少の遅れはあったものの無事にラストフライトは出発できました。
【総合評価】
ANAファンの自分にとって、羽田の第2ターミナルの展望デッキは心休まる憩いの場です。
そんな展望デッキに上がると、ひときわ大きな機体747-400Dがいつも必ず視界のどこかに入ってきて、その圧倒的な存在感を誇らしげに駐機していたものです。
そんな747-400Dも一機減り、また一機減り、気づけばJA8961の一機のみに…。
羽田の展望デッキで、幾度となくカメラのファインダー越しに追いかけた機体と最後のお別れ。
信じたくはないけれど、いよいよその姿も見納めになる…。
迷いもなくラストフライトの航空券を購入した自分がいました。
ANAマイレージクラブの会員の自分は、一般購入よりも早く航空券を購入できたので、意気揚々と座席指定をしようとしましたが、窓側席のすべてと二階席のほとんどが上級会員によって既に指定済みで、本当に驚きました。
この時まで上級会員の優先制度を全く知らなかった自分ですが、この時ばかりは上級会員を心からうらやましく思い、この時の経験がその後のPLT→SFC取得へと誘い(いざない)ました。
当日はジェットスター・ジャパンを利用して、成田から那覇入り。
那覇空港の展望デッキでJA8961の沖縄での最後の雄姿を撮影して、いざラストフライトへ。
搭乗ゲートでは一般客よりもはるかに多い上級会員の数に驚かされたものです。
窓側席を予約できずに残念ではありましたが、ジャンボならではの広い空間で、事前予約しておいたプレミアムクラスの食事に舌鼓をうち、とても幸せな空間で、とても幸せな時間を過ごしました。
途中の機窓では成田に向かうTG676便のA380型機がとても近いところを飛んでいて、世代交代を感じるとともに、JA8961のラストフライトにエールを送ってくれているようにも思えました。
幸せな時間はあっという間で、気づけば羽田への着陸態勢に入っていました。
パイロットさんの機内アナウンスでは、ANAのターミナル側のRunway34Rへのアプローチをリクエストしたものの、トラフィックのため許可が下りず、セオリー通りのRunway34Lへのアプローチ、ランディングとなりました。
15:14に羽田空港34L滑走路に無事に着陸。
別れを告げる4発のエンジンによるラスト・リバースの咆哮は、いつもより大きく、そしていつもより長く羽田の空にこだまして、その音に胸が熱くなり、涙をこらえるので精一杯でした。
粋な演出はまだ続き、多くのファンが見守っているであろう第二ターミナルの前をゆっくりとお別れのタキシングをして、408番スポットへ。
多くの人々とたくさんの想いを運び、飛び続けたJA8961をウォーターキャノンが労苦をねぎらい、その上には虹がかかり、後ろは777型機がテイクオフしていき、皆でJA8961、そしてANAの747型機に賛辞を贈ったのでした。
12:55 ドア・クローズ
12:59 プッシュバック開始
13:05 タキシング開始
13:21 那覇空港Runway18にLine up→take off
13:29 ベルト着用サイン・オフ
13:50 キャプテンによる一回目のアナウンス。
14:52 キャプテンによる二回目のアナウンス。
〇 34R滑走路への着陸をリクエスト中。
〇 到着スポットは408
〇 15:15過ぎに羽田にランディング予定
15:01 ベルト着用サイン・オン。
15:14 羽田空港34L滑走路に着陸。
15:21 60番ゲート付近を通り408番スポットに入るとのアナウンス。
15:25 第二ターミナル前を南から北へ通過。
15:29 ウォーターキャノン
15:30 408番スポットにスポット・イン。
本日はこの『ボーイング747ジャンボジェット』の日本でのラストフライトにご搭乗頂きまして誠にありがとうございます。当機、現在本日の巡航高度39000ft、約11900mにて順調に飛行を続けております。ちょうど先ほど右手に奄美大島を通過した所でございます。
当機はこの先、本島南洋上を北上いたしまして、最終的に新島から房総半島経由にて目的地羽田空港へと向かってまいります。現在の所、皆さまの羽田空港到着予定時刻は遅れて恐縮ではございますが、20分遅れの15時20分、午後3時20分前後を予定しております。
なおこの先の航路上の天候でございますが、昨日まで本邦を横切っておりました前線が通過いたしまして比較的穏やかな中で、目的地まで向かえる見込みでございます。ただ、まだ強い偏西風の中の飛行となりますので、急に揺れることもございます。お座席にお座りの際は安全の為シートベルトの着用の方をお願い申しあげます。
また最後になりましたが、この『ボーイング747ジャンボジェット』について少しお時間を頂きたいと思います。
このボーイング747型機は、ANAにおいて今から35年前、1979年に導入されましたが、以来長きに渡りまして多くの方々にジャンボジェットの愛称で親しまれ、そして可愛がって頂けましたことを改めましてお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
このジャンボジェットは世界で運航しております旅客機の中で一番速い飛行機とも言われております。音速の約92%を出すことができ、追い風時は時速1200kmに達することもございます。また揺れに強い飛行機とも言われており、速さと居住性を両立させた本当に素晴らしい飛行機でございます。
私事で恐縮ではございますが、私はジャンボの操縦を25年前に始めました。当時、このジャンボジェットを初めて見た時はこの圧倒的な存在感に、『本当に私にこの飛行機が操縦できるのか…?』と不安に思ったことを覚えています。
以来パイロット人生のほとんどをこのジャンボジェットと共に過ごしてまいりました。共に多くの経験をし、そしてパイロットとして育ててもらったように思っています。
時代の流れとはいえ、この大好きなジャンボジェットが退役することは非常に残念ではございますが、このジャンボへの思いを、熱い思いを次世代の翼につなげ、引き続き多くの方々に安全でそして夢のある空間をお届けできるよう、従業員一同努力してまいりますので引き続き見守っていただけたら幸いでございます。
それではあと1時間20分ほどの飛行になりましたが、この大きくて、速くて、そして快適なジャンボジェットの空の旅を引き続きお楽しみ下さいませ。改めまして本日のご搭乗ありがとうございます。失礼致します。」
上の文章は、このフライトのキャプテンアナウンスです。
搭乗からずいぶんと月日が経ってしまいましたが、できるうちに大切な記憶を記録として残しておきたい…との思いから、ようやく重い腰を上げ、録音などをしたこの日のフライトの記録をたどりました。
この度この場所を使わせていただき、感涙のキャプテンアナウンスを皆様にも心の中でお聴きいただければ…と思います。
フライトの最終盤には以下のアナウンスも聴かせていただけました。
「ご搭乗の皆様お疲れ様です。当便機長でございます。
当機はすでに羽田空港に向けて降下を開始しております。現在の所羽田空港到着予定時刻は3時15分過ぎを予定しております。
なお本日は送迎デッキでお待ち頂いているたくさんのファンの方々ための、このジャンボジェットの着陸を見ていただくために第2ターミナル前34番ライトへの着陸を現在リクエストしている状況でございます。
また着陸後は逆噴射装置をフルに利用し、皆様にジャンボの最後のサウンドを聞いていただきたいと思っています。
その後地上滑走のち、最後は消防車からの放水アーチの歓迎を受けながら408番ゲートに入る予定でございます。窓ぎわのお客様は突然の放水に驚かれるかもしれませんが、機内に水は入ってきませんのでどうぞご安心下さいませ。それではあと20分ほどの飛行でございます。
国内ジャンボジェットのラストランディングをどうぞお楽しみ下さいませ。ありがとうございました」
確かに、この日の逆噴射は、いつもと違って、ANAジャンボの別れの咆哮を思わせる大きな雄たけびで、堂々としていながらもどこか寂しさを感じさせるような、なんともいえない感情を感じるサウンドでした。
ホームの羽田空港・第2ターミナルで最後の雄姿を見届けるファンの方々を思い、34R滑走路へのランディングをリクエストしてくださったり、フライトクルーの皆様の温もりをたくさん感じられる、本当に感動的なフライトでした。
【機内食・ドリンク】
普通席ながら、せっかくの記念なので、プレミアムクラスの食事を事前にオーダーしておきました。
メニューはレビュー写真の方にアップしておきます。
【座席(シート)】
当時はANAマイレージクラブの平会員だったため、一般購入よりも早く購入したにも関わらず、窓側席や二階席はすべて上級会員によっておさえられており、やむなく中央区角の4人掛けの通路側席を予約。
この時ほど上級会員をうらやましく思ったことはなく、また、この経験が自分をSFC入会に導きました。
【機内スタッフ】
15名のCAさんが乗務されていましたが、747-400が導入された当時のユニフォームで乗務されていました。
いつも丁寧なANAさんのサービスですが、さすがにジャンボのラストフライトだけあって、記念撮影にも気持ちよく応じていらっしゃいました。
また、キャプテンの感涙機内アナウンスも素晴らしかったです。
【エンターティメント】
使用せず。
【トイレ・洗面台】
使用せず。
【機材コンディション】
くたびれた感じはあるものの、まだまだ飛び続けてほしいと思えたJA8961…。
決して新しくない機体ですが、広い空間のもたらす快適性、ジャンボの温もりは決して忘れられません。
【空港サービス】
一般客よりもはるかに多い上級会員の数に驚きました。
当然、優先搭乗は超長蛇の列!
搭乗ゲートではセレモニーもあり、多くの人々でごった返していましたが、多少の遅れはあったものの無事にラストフライトは出発できました。
【総合評価】
ANAファンの自分にとって、羽田の第2ターミナルの展望デッキは心休まる憩いの場です。
そんな展望デッキに上がると、ひときわ大きな機体747-400Dがいつも必ず視界のどこかに入ってきて、その圧倒的な存在感を誇らしげに駐機していたものです。
そんな747-400Dも一機減り、また一機減り、気づけばJA8961の一機のみに…。
羽田の展望デッキで、幾度となくカメラのファインダー越しに追いかけた機体と最後のお別れ。
信じたくはないけれど、いよいよその姿も見納めになる…。
迷いもなくラストフライトの航空券を購入した自分がいました。
ANAマイレージクラブの会員の自分は、一般購入よりも早く航空券を購入できたので、意気揚々と座席指定をしようとしましたが、窓側席のすべてと二階席のほとんどが上級会員によって既に指定済みで、本当に驚きました。
この時まで上級会員の優先制度を全く知らなかった自分ですが、この時ばかりは上級会員を心からうらやましく思い、この時の経験がその後のPLT→SFC取得へと誘い(いざない)ました。
当日はジェットスター・ジャパンを利用して、成田から那覇入り。
那覇空港の展望デッキでJA8961の沖縄での最後の雄姿を撮影して、いざラストフライトへ。
搭乗ゲートでは一般客よりもはるかに多い上級会員の数に驚かされたものです。
窓側席を予約できずに残念ではありましたが、ジャンボならではの広い空間で、事前予約しておいたプレミアムクラスの食事に舌鼓をうち、とても幸せな空間で、とても幸せな時間を過ごしました。
途中の機窓では成田に向かうTG676便のA380型機がとても近いところを飛んでいて、世代交代を感じるとともに、JA8961のラストフライトにエールを送ってくれているようにも思えました。
幸せな時間はあっという間で、気づけば羽田への着陸態勢に入っていました。
パイロットさんの機内アナウンスでは、ANAのターミナル側のRunway34Rへのアプローチをリクエストしたものの、トラフィックのため許可が下りず、セオリー通りのRunway34Lへのアプローチ、ランディングとなりました。
15:14に羽田空港34L滑走路に無事に着陸。
別れを告げる4発のエンジンによるラスト・リバースの咆哮は、いつもより大きく、そしていつもより長く羽田の空にこだまして、その音に胸が熱くなり、涙をこらえるので精一杯でした。
粋な演出はまだ続き、多くのファンが見守っているであろう第二ターミナルの前をゆっくりとお別れのタキシングをして、408番スポットへ。
多くの人々とたくさんの想いを運び、飛び続けたJA8961をウォーターキャノンが労苦をねぎらい、その上には虹がかかり、後ろは777型機がテイクオフしていき、皆でJA8961、そしてANAの747型機に賛辞を贈ったのでした。
12:55 ドア・クローズ
12:59 プッシュバック開始
13:05 タキシング開始
13:21 那覇空港Runway18にLine up→take off
13:29 ベルト着用サイン・オフ
13:50 キャプテンによる一回目のアナウンス。
14:52 キャプテンによる二回目のアナウンス。
〇 34R滑走路への着陸をリクエスト中。
〇 到着スポットは408
〇 15:15過ぎに羽田にランディング予定
15:01 ベルト着用サイン・オン。
15:14 羽田空港34L滑走路に着陸。
15:21 60番ゲート付近を通り408番スポットに入るとのアナウンス。
15:25 第二ターミナル前を南から北へ通過。
15:29 ウォーターキャノン
15:30 408番スポットにスポット・イン。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 区間マイル
- 984
- 飛行高度
- 39000
- 到着時刻
- 15:30
- 出発ゲート・スポット
- 32
- 離陸滑走路
- 18
- 到着ゲート・スポット
- 408
- 着陸滑走路
- 34L
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