航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,146件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
人生史上最長の帰り道
- 口コミ投稿者
- けーぶんさん
搭乗写真
総評
※搭乗レビューというよりもコロナ禍での帰国で起きたいろいろも含めた搭乗記録になります、長文失礼
もし何か問題があれば修正、削除します
時刻は現地時間
去年からの約1年のイギリス留学で3月末から7月初旬までロックダウンに巻き込まれ、帰宅のタイミングを見計らっていた8月中旬のある日、
法務省出入国在留管理庁(以降入管と表記)「9/1以降に永住権等の在留資格を持つ外国籍再入国者は出国から72時間以内のコロナ陰性証明と日本大使館で再入国関連書類提出確認書を取得せい」
やばい、手間が増える!!
自分は日本国籍ではないけど永住権を持ってるのでイギリスでの残りの滞在と帰宅時の増える手間を天秤にかけた結果割に合わないと判断したので大学側に帰国する旨を伝えすぐさまフライトを確保!
そして8/29、バーミンガムからバスで約3時間かけてロンドンのヒースロー空港へ
今回はとてもラッキーなことに受付カウンターに日本人のグラハンさんがいる!ありがてぇ
チェックイン中に直近2週間のイギリス以外の渡航歴とクルーズ船ウエステルダム号への乗船の有無を聞かれたが厳しくなったなぁ
到着後の手順を知ってるかどうかも聞かれたがもちろん把握済み&覚悟済み
保安検査では係員にしつこく液体と消毒液の有無を聞かれたがうっかり出し忘れる乗客が多いのだろうか、そして以前はなかったが靴を脱がされた
18:30、ついに搭乗開始 CAさんは全員マスクと手袋装備
これで長距離便を担当するのはかなり疲れそうだがそれでも乗務してくれるのはとてもありがたい
エコノミーは乗客がざっと20人といったところ
だがおかげで隣には誰もおらずトイレにも遠慮なく行けるのはとても楽
【機内食・ドリンク】
機内食の提供前にスナックと消毒シートの配布がった
予めウェブサイト等で知らされていたが機内食はコロナの影響で一部簡素化
だが味はいつもどおり最高
【座席(シート)】
問題なし
【機内スタッフ】
対応はいつもと変わらず丁寧
【エンターティメント】
映画はもうちょっとハリウッドものかアベンジャーズシリーズがあったらよかったかなとは思ったが翔んで埼玉がとてもおもしろかったのでヨシ
機内での免税品販売は中止だがいつも使わないので問題なし
【トイレ・洗面台】
5つ星ホテル並みのキレイさで完璧
【機材コンディション】
外からの見た目は完璧、床に塵一つなくコンディションもバッチリ
【空港サービス】
とても丁寧
【総合評価】
ANAはコロナ禍でもとてもサービスが良く丁寧で最高
8/30、羽田空港に到着、1420あたりに降機
ここから先がまたしんどかった
通路を矢印とおりに進むとコロナ検査エリアの前の待合室へ
人が多く少々3密気味だったのはやばいような…
しばらく待つと次のエリアに通され漏斗と試験管のようなチューブを渡され唾液採取へ
衝立の立てらてたエリアで唾液を出すのだがレモンの写真が貼ってあったのはちょっと笑った、ついでに梅干しも欲しかったな
規定量を出したので係の人に渡して次のエリアへ
検疫官に帰宅手段と自宅隔離についていろいろ説明を受けた後検査結果待機エリアで結果を待つ
病院の診察待ちのような感じで放送で番号が呼ばれるのだが一度に5~10人くらい呼ばれるので意外と早いのかも
普段搭乗と降機に使われる第3ターミナルの"僻地"を検査前の待機室から検査結果待機エリアまでに割り当ててたのはスペース確保として最適に思える(他に場所がなかったのかもしれないが)
そわそわしながらも待つこと一時間ちょい、結果は陰性
だが偽陰性の可能性もあるので油断は禁物
検査結果を貼り付けた健康カードと「コロナ指定地域滞在歴あり」と書かれたピンクの紙を持って入国審査へ
ブースで審査官に滞在歴を少々聞かれた後それらを書類に書いて署名、いつもどおり指紋採取と顔写真撮影からのハンコもらってクリアと思いきやなんと別室連行!!
想定外なので付き添いの係員に聞いてみた
自分「あの~すいません、僕なんかやらかしちゃいましたかね」
係員「いえいえ、今コロナの影響で外国人は基本入国拒否なんですけど全員入れないというわけではないので詳しく調べます」
どういうことかというと入管の公式発表曰く
・外国人は特段の事情がない限り上陸拒否
・滞在先の国・地域が上陸拒否の対象地域に指定された日の前日まで
に再入国許可により出国した外国人として上陸を許可
(全文はこちら、9/1以降は条件が変わります
http://www.moj.go.jp/content/001318288.pdf)
予め把握はしていたのとヒースロー空港の受付カウンターでもこの点を確認されたのだがこうなるとは厳しい
ナショジオとかでたまにある空港での麻薬捜査や入国審査での別室連行をまさか自分が食らうとは…
パスポートと在留カードを持っていかれ大部屋で待機
椅子とソファが間隔を開けていくつか置かれててざっと10人くらい座ってた
磨りガラスの向こうで入管の職員数名がせわしなく行き交う
20分ほど経った時にとある職員が渡航歴を再確認してきて先に在留カードを返してくれたがさらに待たされる
祈りと怒りと不安が心の中でミキサーの如くぐるぐるになりつつも大人しく待つしかなかった
万が一拒否されたら帰る場所がない、やばいやばいとてつもなくやばい
数十分後、職員がパスポートに押されたいつものハンコを見せてくれた
よっしゃ!!!
ヘトヘトになりながら荷物受け取りのターンテーブルに向かうとANAのスタッフさんがかけより自分の荷物のとこまで案内してくれたがなんと荷物がカートに載ってる!!
おそらく入国審査を出るのが遅い乗客にはいつもこうしてると思われるがとてもとてもうれしかった
ラストである税関に向かったが職員が外科医の如くフル装備
それ検疫官がすべきなのではと思いつつも申告書を提出
そしてゲートを抜けてついに迎えに来てくれた両親と再会!!
こうして自分の人生史上最長の帰り道を無事に通り抜けることができた
もし何か問題があれば修正、削除します
時刻は現地時間
去年からの約1年のイギリス留学で3月末から7月初旬までロックダウンに巻き込まれ、帰宅のタイミングを見計らっていた8月中旬のある日、
法務省出入国在留管理庁(以降入管と表記)「9/1以降に永住権等の在留資格を持つ外国籍再入国者は出国から72時間以内のコロナ陰性証明と日本大使館で再入国関連書類提出確認書を取得せい」
やばい、手間が増える!!
自分は日本国籍ではないけど永住権を持ってるのでイギリスでの残りの滞在と帰宅時の増える手間を天秤にかけた結果割に合わないと判断したので大学側に帰国する旨を伝えすぐさまフライトを確保!
そして8/29、バーミンガムからバスで約3時間かけてロンドンのヒースロー空港へ
今回はとてもラッキーなことに受付カウンターに日本人のグラハンさんがいる!ありがてぇ
チェックイン中に直近2週間のイギリス以外の渡航歴とクルーズ船ウエステルダム号への乗船の有無を聞かれたが厳しくなったなぁ
到着後の手順を知ってるかどうかも聞かれたがもちろん把握済み&覚悟済み
保安検査では係員にしつこく液体と消毒液の有無を聞かれたがうっかり出し忘れる乗客が多いのだろうか、そして以前はなかったが靴を脱がされた
18:30、ついに搭乗開始 CAさんは全員マスクと手袋装備
これで長距離便を担当するのはかなり疲れそうだがそれでも乗務してくれるのはとてもありがたい
エコノミーは乗客がざっと20人といったところ
だがおかげで隣には誰もおらずトイレにも遠慮なく行けるのはとても楽
【機内食・ドリンク】
機内食の提供前にスナックと消毒シートの配布がった
予めウェブサイト等で知らされていたが機内食はコロナの影響で一部簡素化
だが味はいつもどおり最高
【座席(シート)】
問題なし
【機内スタッフ】
対応はいつもと変わらず丁寧
【エンターティメント】
映画はもうちょっとハリウッドものかアベンジャーズシリーズがあったらよかったかなとは思ったが翔んで埼玉がとてもおもしろかったのでヨシ
機内での免税品販売は中止だがいつも使わないので問題なし
【トイレ・洗面台】
5つ星ホテル並みのキレイさで完璧
【機材コンディション】
外からの見た目は完璧、床に塵一つなくコンディションもバッチリ
【空港サービス】
とても丁寧
【総合評価】
ANAはコロナ禍でもとてもサービスが良く丁寧で最高
8/30、羽田空港に到着、1420あたりに降機
ここから先がまたしんどかった
通路を矢印とおりに進むとコロナ検査エリアの前の待合室へ
人が多く少々3密気味だったのはやばいような…
しばらく待つと次のエリアに通され漏斗と試験管のようなチューブを渡され唾液採取へ
衝立の立てらてたエリアで唾液を出すのだがレモンの写真が貼ってあったのはちょっと笑った、ついでに梅干しも欲しかったな
規定量を出したので係の人に渡して次のエリアへ
検疫官に帰宅手段と自宅隔離についていろいろ説明を受けた後検査結果待機エリアで結果を待つ
病院の診察待ちのような感じで放送で番号が呼ばれるのだが一度に5~10人くらい呼ばれるので意外と早いのかも
普段搭乗と降機に使われる第3ターミナルの"僻地"を検査前の待機室から検査結果待機エリアまでに割り当ててたのはスペース確保として最適に思える(他に場所がなかったのかもしれないが)
そわそわしながらも待つこと一時間ちょい、結果は陰性
だが偽陰性の可能性もあるので油断は禁物
検査結果を貼り付けた健康カードと「コロナ指定地域滞在歴あり」と書かれたピンクの紙を持って入国審査へ
ブースで審査官に滞在歴を少々聞かれた後それらを書類に書いて署名、いつもどおり指紋採取と顔写真撮影からのハンコもらってクリアと思いきやなんと別室連行!!
想定外なので付き添いの係員に聞いてみた
自分「あの~すいません、僕なんかやらかしちゃいましたかね」
係員「いえいえ、今コロナの影響で外国人は基本入国拒否なんですけど全員入れないというわけではないので詳しく調べます」
どういうことかというと入管の公式発表曰く
・外国人は特段の事情がない限り上陸拒否
・滞在先の国・地域が上陸拒否の対象地域に指定された日の前日まで
に再入国許可により出国した外国人として上陸を許可
(全文はこちら、9/1以降は条件が変わります
http://www.moj.go.jp/content/001318288.pdf)
予め把握はしていたのとヒースロー空港の受付カウンターでもこの点を確認されたのだがこうなるとは厳しい
ナショジオとかでたまにある空港での麻薬捜査や入国審査での別室連行をまさか自分が食らうとは…
パスポートと在留カードを持っていかれ大部屋で待機
椅子とソファが間隔を開けていくつか置かれててざっと10人くらい座ってた
磨りガラスの向こうで入管の職員数名がせわしなく行き交う
20分ほど経った時にとある職員が渡航歴を再確認してきて先に在留カードを返してくれたがさらに待たされる
祈りと怒りと不安が心の中でミキサーの如くぐるぐるになりつつも大人しく待つしかなかった
万が一拒否されたら帰る場所がない、やばいやばいとてつもなくやばい
数十分後、職員がパスポートに押されたいつものハンコを見せてくれた
よっしゃ!!!
ヘトヘトになりながら荷物受け取りのターンテーブルに向かうとANAのスタッフさんがかけより自分の荷物のとこまで案内してくれたがなんと荷物がカートに載ってる!!
おそらく入国審査を出るのが遅い乗客にはいつもこうしてると思われるがとてもとてもうれしかった
ラストである税関に向かったが職員が外科医の如くフル装備
それ検疫官がすべきなのではと思いつつも申告書を提出
そしてゲートを抜けてついに迎えに来てくれた両親と再会!!
こうして自分の人生史上最長の帰り道を無事に通り抜けることができた
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けーぶんさん、お疲れさまでした。グローバル社会に会っても国際的な移動の困難さがよく分かりました。海外旅行は当分諦めざるを得ないですね。