航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,146件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
【TS3 発令】ブロックインから降機まで1時間待ち…ラッシュアワーの成田空港でTS3発令 !
- 口コミ投稿者
- flytaka78さん
総評
台風6号の甚大な影響がニュースで報道される中、クアラルンプールから成田空港へのNH816便は高度や進路を複数回変更して、成田空港には見事に定時到着となりました。
出発空港のスタッフ、機内クルー、カンパニーのスタッフ、関連するすべての皆様方のプロフェッショナル精神でANAさんの安心・安全な運航が支えられていることにいつも感謝し、感銘を受けておりますが、今回のフライトもいつも通りの安定したフライトでした。
台風が猛威をふるう沖縄近海上空を飛行したにも関わらず、細かな揺れがあったもののフライト途中でベルト着用サインが点灯することもなく成田空港までフライトでき、途中、細かな進路変更や高度変更があったことを頭に浮かべる時、パイロットさんのプロフェッショナルな精神にただただ尊敬し、感謝ばかりがあるのみです。
巡航高度まで広がる雲を幾度となく超えて、和歌山県沖の上空を超えたあたりから千葉県沖上空あたりまではほとんどのエリアで晴れの夏空でした。
しかし、成田空港に向けてファイナルアプローチに入るあたりから発達した積乱雲が見えてきて、その積乱雲があるのは位置的に成田空港付近であることは、成田空港をベースに飛行機撮影を楽しむ私にはすぐにわかりました。
着陸進入への影響はどうかな…と思いましたが、この時のアプローチはRunway 16L へのアプローチ。
成田空港の南側に存在した積乱雲の影響を受けにくい、空港北側からの着陸でした。
果たして、成田空港16L滑走路に無事に着陸、52番ゲートに15:29にブロックイン完了。
台風の影響を受けつつも定時運航を完遂されたスタッフの方々にはただただ敬意あるのみです。
しかしこの後、約1時間も機内から出られない事態になるとは誰が思ったことでしょう。
ベルト着用サインが消えて、バゲージを取り出して、ドア付近まで進み、ドアが開くのを待つ…
しかし、ドアは全く開きません。
ボーディングブリッジも近づいてこない…
なんのイレギュラーだろう…?
しばらくの後アナウンスがあり、発達した雷雲のため地上作業が行えず、降機ができないとのことでした。
いわゆるTS3の発令です。
時は成田空港の到着・乗り継ぎのラッシュアワー…
地上作業が不可能な時間が長引けば、その影響は多数の航空便に及んでしまいます。
多くの場合、積乱雲の影響は比較的短時間なので、10〜20分ほどで降機できるだろう…
それでも、イミグレーションや税関審査などは一時的にとても混むのだろうな…と、少しガッカリした気持ちになりました。
ところが、その後のキャプテンアナウンスで、雷雲の動きが遅く、しばらくの間は地上作業ができないとのこと。
CAさんの誘導もあり、見える範囲のほぼ全ての乗客は各々の座席に戻り、座って、降機のタイミングを待つことになりました。
事態が長引きそうなので、CAさんが飲料水を持って機内を歩いたり、トイレやエンタメが使える旨のアナウンスをしたりと、本来なら息を抜ける時間なのに献身的に働かれていました。
パイロットさんからも逐一、落雷の危険性のある中、地上係員の安全の確保のため地上作業の出来ないことへの理解をお願いするなどの機内アナウンスがあり、機内はとても落ち着いた雰囲気でした。
この落ち着いた雰囲気を作れることこそ、イレギュラー運航時の乗務員の方々のプロフェッショナル精神のなせる技なのだな…と心底思いました。
ブロックインから約1時間後の16:30。
ようやく地上作業再開となり、16:32にようやく降機できました。
この後、堰を切ったように各旅客便から乗客が降りてイミグレーションに向かうはずなので、カオスな状態になる前に入国を完了したい…とは誰もが思うと思います。
ラッキーなことに私たちの便はブロックインまで完了していたので、エプロンや誘導路上に止まっていた機体の数々よりも圧倒的に早く降機できたこともあり、入国審査場には一番乗りでした。
顔認証の自動化ゲートに並ぶこともなくあっという間に入国審査終了。
預け入れ手荷物が返却されるまでは多少待ちましたが、税関審査も事前のWeb登録で即通過。
16:32の降機から20分後の16:52には全ての入国手続きが完了しました。
台風の影響を避けるための進路や高度の変更、イレギュラー運航時の機内の落ち着きを保つためのアナウンス、カンパニーからパイロットさんへの確実な状況連絡など、運航に関わる多くのスタッフの方々の献身的な行動に支えられて、一つ一つのフライトが今日も成立していることに、深い感銘を受けました。
また、飛行機がいくら定刻にフライトを完遂しても、地上係員の方々の協力がなければ降機すらできないことを再確認させられて、飛行機は実に多くの方々の支えがあって、ようやく一つの安全・安心なフライトが成り立つのだな…と改めて感じさせられました。
今回のフライトも多くの学びがある素晴らしいフライトでした。
出発空港のスタッフ、機内クルー、カンパニーのスタッフ、関連するすべての皆様方のプロフェッショナル精神でANAさんの安心・安全な運航が支えられていることにいつも感謝し、感銘を受けておりますが、今回のフライトもいつも通りの安定したフライトでした。
台風が猛威をふるう沖縄近海上空を飛行したにも関わらず、細かな揺れがあったもののフライト途中でベルト着用サインが点灯することもなく成田空港までフライトでき、途中、細かな進路変更や高度変更があったことを頭に浮かべる時、パイロットさんのプロフェッショナルな精神にただただ尊敬し、感謝ばかりがあるのみです。
巡航高度まで広がる雲を幾度となく超えて、和歌山県沖の上空を超えたあたりから千葉県沖上空あたりまではほとんどのエリアで晴れの夏空でした。
しかし、成田空港に向けてファイナルアプローチに入るあたりから発達した積乱雲が見えてきて、その積乱雲があるのは位置的に成田空港付近であることは、成田空港をベースに飛行機撮影を楽しむ私にはすぐにわかりました。
着陸進入への影響はどうかな…と思いましたが、この時のアプローチはRunway 16L へのアプローチ。
成田空港の南側に存在した積乱雲の影響を受けにくい、空港北側からの着陸でした。
果たして、成田空港16L滑走路に無事に着陸、52番ゲートに15:29にブロックイン完了。
台風の影響を受けつつも定時運航を完遂されたスタッフの方々にはただただ敬意あるのみです。
しかしこの後、約1時間も機内から出られない事態になるとは誰が思ったことでしょう。
ベルト着用サインが消えて、バゲージを取り出して、ドア付近まで進み、ドアが開くのを待つ…
しかし、ドアは全く開きません。
ボーディングブリッジも近づいてこない…
なんのイレギュラーだろう…?
しばらくの後アナウンスがあり、発達した雷雲のため地上作業が行えず、降機ができないとのことでした。
いわゆるTS3の発令です。
時は成田空港の到着・乗り継ぎのラッシュアワー…
地上作業が不可能な時間が長引けば、その影響は多数の航空便に及んでしまいます。
多くの場合、積乱雲の影響は比較的短時間なので、10〜20分ほどで降機できるだろう…
それでも、イミグレーションや税関審査などは一時的にとても混むのだろうな…と、少しガッカリした気持ちになりました。
ところが、その後のキャプテンアナウンスで、雷雲の動きが遅く、しばらくの間は地上作業ができないとのこと。
CAさんの誘導もあり、見える範囲のほぼ全ての乗客は各々の座席に戻り、座って、降機のタイミングを待つことになりました。
事態が長引きそうなので、CAさんが飲料水を持って機内を歩いたり、トイレやエンタメが使える旨のアナウンスをしたりと、本来なら息を抜ける時間なのに献身的に働かれていました。
パイロットさんからも逐一、落雷の危険性のある中、地上係員の安全の確保のため地上作業の出来ないことへの理解をお願いするなどの機内アナウンスがあり、機内はとても落ち着いた雰囲気でした。
この落ち着いた雰囲気を作れることこそ、イレギュラー運航時の乗務員の方々のプロフェッショナル精神のなせる技なのだな…と心底思いました。
ブロックインから約1時間後の16:30。
ようやく地上作業再開となり、16:32にようやく降機できました。
この後、堰を切ったように各旅客便から乗客が降りてイミグレーションに向かうはずなので、カオスな状態になる前に入国を完了したい…とは誰もが思うと思います。
ラッキーなことに私たちの便はブロックインまで完了していたので、エプロンや誘導路上に止まっていた機体の数々よりも圧倒的に早く降機できたこともあり、入国審査場には一番乗りでした。
顔認証の自動化ゲートに並ぶこともなくあっという間に入国審査終了。
預け入れ手荷物が返却されるまでは多少待ちましたが、税関審査も事前のWeb登録で即通過。
16:32の降機から20分後の16:52には全ての入国手続きが完了しました。
台風の影響を避けるための進路や高度の変更、イレギュラー運航時の機内の落ち着きを保つためのアナウンス、カンパニーからパイロットさんへの確実な状況連絡など、運航に関わる多くのスタッフの方々の献身的な行動に支えられて、一つ一つのフライトが今日も成立していることに、深い感銘を受けました。
また、飛行機がいくら定刻にフライトを完遂しても、地上係員の方々の協力がなければ降機すらできないことを再確認させられて、飛行機は実に多くの方々の支えがあって、ようやく一つの安全・安心なフライトが成り立つのだな…と改めて感じさせられました。
今回のフライトも多くの学びがある素晴らしいフライトでした。
機内食・ドリンク
朝食は洋食を選択。
メインはスクランブルエッグのケサディーヤ。
ドリンクはシャンパン、白ワイン、お茶、かぼすジュースをいただきました。
いずれも美味しくいただきました。
メインはスクランブルエッグのケサディーヤ。
ドリンクはシャンパン、白ワイン、お茶、かぼすジュースをいただきました。
いずれも美味しくいただきました。
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ウェルカムドリンクはグァバジュースを... 続き
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離陸後の朝食は洋食とシャンパンをセレ... 続き
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朝からのシャンパンにカイくんもご満悦... 続き
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メインディッシュはこちらです。
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スクランブルエッグのケサディーヤをカ... 続き
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ブレッドはこちらの2種類。
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ヨーグルトとパンにつけるバターやジャ... 続き
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フルーツとヨーグルト。
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朝食後に約1時間30分ほど寝て、その... 続き
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白ワインはこちらをセレクト。
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クロワッサンサンドイッチをカットして... 続き
座席(シート)
5,000キロ超えのフライトですので、フルフラットになるスタッガードシートの恩恵は大きいです。
エンターティメント
マップ画面や機内誌、ニュースを個人用モニターで楽しみました。
インターネット環境
フルフライトプランで購入。
接続の安定性は良いですが、回線速度の向上や接続料金の低廉化を望みたいところです。
接続の安定性は良いですが、回線速度の向上や接続料金の低廉化を望みたいところです。
機内スタッフサービス
イレギュラー運航時でも適時・適切なアナウンスなどのおかげさまで、機内の落ち着きは保たれました。
フライト中もいつものANAさんらしい接客などで、とても快適なフライトでした。
フライト中もいつものANAさんらしい接客などで、とても快適なフライトでした。
機内清潔さ
特に目立ったゴミや汚れなどはかくにんされませんでした。
地上サービス
特に問題はなかったと思います。
出発空港での写真 ( クアラルンプール )
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ラウンジでいただいたラクサ。
なかな... 続き
到着空港での写真 ( 成田 )
コストパフォーマンス
マレーシア発券のビジネスクラスなので、日本発よりもかなり安く購入できたと思います
機窓・風景
搭乗券
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 1A
- 搭乗クラス
- ビジネスクラス
- 区間マイル
- 3345
- 出発予定時刻
- 7:15
- 搭乗時刻
- 6:55
- 出発時刻
- 7:16
- 到着予定時刻
- 15:30
- 到着時刻
- 15:29
- 出発空港 天気・気温
- 曇り 25℃
- 出発ゲート・スポット
- GATE C22
- 出発空港 風速・風向
- wind calm
- 離陸滑走路
- runway14R
- 離陸時刻
- 7:42
- 到着空港 天気・気温
- 曇り 35℃
- 到着空港 風速・風向
- wind 240° 7km/h
- 到着ゲート・スポット
- GATE 52
- 着陸滑走路
- runway16L
- 着陸時刻
- 15:17
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