航空会社 大韓航空
- 国
- 韓国
- IATA | ICAO
- KE | KAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.88 [522件]
- アライアンス
- スカイチーム
搭乗レビュー
釜山からソウルへは初搭乗のA220で!
総評
金海空港は以前は鉄道アクセスがありませんでしたが、2011年に釜山金海軽電鉄が開業し空港駅が出来、釜山地下鉄2号線や西部バスターミナルのある沙上駅と直結した為かなり便利になりました。
国内線ターミナルに行くと金浦空港同様のセルフチェックイン機がありました。日本語を選択すれば何の問題もなくチェックインと発券が終了しました。LCCではなくフラッグキャリアの大韓航空ですがチケットはレシート状の感熱紙タイプでちょっと残念。まだ出発時間まで結構あるのでターミナル内のフードコートに向かいました。
こちらもKIOSKの自動注文(有人カウンターもありました)で日本語を選択すれば簡単に注文できます。スパイシーシーフードラーメンを選択しましたがさすが韓国。めっちゃ辛い上にキムチが付きます(笑。それが美味しいんですけどね。
食事を終えたあとセキュリティチェックに行くと時間も時間なのでガラガラでした。自分の乗る便の後の国内線はソウルに行くエアプサンとティーウェイくらいなので当然と言えば当然ですね。パスポートチェックを終えてセキュリティチェックへ。パスポートをと搭乗券を手に持っていたので日本人とわかったのか若い女性のスタッフは全て日本語でやり取りしてくれました。
搭乗口の36番ゲートに行ってみると既に出発遅れの表記。ソウルからの機材が遅れて到着して整備中の様です。20:20出発が20:35へと変更になるとの事。韓国語の放送はひっきりなしに入っていましたが、英語は少な目だったので念のためゲート近くで待機しました。
出発予定の20:20に搭乗開始、優先搭乗などが終わりグループ2として20:25に搭乗となりました。行きの泗川までの便と違い満員です。さすが第一と第二の都市を結ぶ路線で、KTXの完成後も需要は高い様でした。搭乗したA220は2-3配置の機材で日本では既に見なくなりましたがDC-9系列と同じ座席配置。ただ明るい機内の様子もあって圧迫感はなかったです。横の方が割と小柄だったのもあるんでしょうが・・・。
グループ2でも割と早く搭乗したと思いますが、荷物入れは座席付近は既にいっぱいで、バックパック1つ入れる場所も苦労しましたがCAさんや周りの乗客の方が協力してくれました。CAさんも日本語は話せず、周りの人とも片言の英語でのやり取りでしたがなんとかなるもんですね。
満員なので出発までに時間はかかりましたが、予定を20分過ぎた20:40にプッシュバック開始されました。パーソナルモニターはないのでCAさんがセーフティデモを実演する形でした。FSC最新鋭の機種でもそんななんだと少し意外でした。RW36運用でしたので国内線ターミナルから滑走路まではすぐで、もう便数も少なくなってきている時間の為にすぐに離陸できました。空港は釜山市北西部にありそのまま上昇していくので、釜山の高層マンション群などは見られませんでした。左側に乗っていたのですがひょっとしたら右側なら見られたかもしれないですね。
20:55頃大邱市の西部を通過しその後はあまり明かりのない山間部を飛行した後遠くに明かりが見える都市が何か所か見えました。後で地図から見ると大田ですかね。WiFiなくモニターもないのでそのあたりがちょっと不便です。21:05頃には京畿道上空に入り、この辺りからはものすごい人口密集地帯。高層マンションや高速道、一面に広がる夜景はソウルと京畿道が世界屈指の人口密集地帯であることを実感させてくれます。乗っている時になんか見た事ある景色だな、と思っていたのですがホテル戻った後スマホのGPSアプリを見たら2日前ソウルに到着した時と同じ航路を飛んでいました。まあ金浦空港着陸なのでよく考えれば当然のはずですけどね。
21:20に金浦空港RW32Rに着陸しました。原則RW32運用の時はRW32R着陸、RW32L離陸なのでしょうか。着陸後は国内線ターミナルの前を通り過ぎて長くタキシングして貨物エリア近くのスポットに到着。時間帯としては到着ラッシュを過ぎてかなり便数が減っている時間帯だったので、FSCでフラッグキャリアの大韓航空という事もありターミナルに到着するかなと思っていたのでちょっと意外。行きのLCCジンエアーでの泗川行きがPBB搭乗だったのでなおさらそれは思いました。
降機時にベルトサインが消えるとほぼ全員立ち上がるのは日本と変わらないですね(笑。行きの泗川空港到着時は後方にそんなに客が乗っていなかった事もあってそんなに気になりませんでしたが・・・。焦ってもどうせバス移動ですし、空港鉄道も地下鉄もまだまだ動いているのは知っていたので、荷物も少し離れたところに締まっている事もありましたし空くまで待っていました。
結局一番最後ではないものの結構あとの方で降機しましたが、バス移動ですし後ろからも降りる人がいたのであまり機内の撮影は出来ず・・・。初搭乗だったのでちょっと残念なところもありますが、さすがに首都と第二の都市を結ぶ路線だけありますね。ちなみに短時間便だった事と満員で窓があるというA220のトイレも利用することはできませんでした。というかたぶん使った人いなかったと思います。
たぶん日本だと二台のバスで移動する人数ですが、大韓航空塗装の大型バス1台でターミナルへと移動しました。完全に特注で空港でしか走っていないようなバスでしたが、珍しく韓国で感じた外国感でした。
ターミナル到着後はバッゲージクレイムに出ましたが荷物を預けていないのでそのまま制限エリア外に出ました。さすがに行きの泗川空港程コンパクトではないですが、首都の空港という事を考えれば利便性は良いなと感じました。
その後は金浦空港国内線ターミナルのセブンイレブンで買い物をして空港鉄道と仁川地下鉄でホテルへと戻りました。
フライト時間がそもそも短くサービスがないのと、大韓航空は元々WiFiサービスを行っていない事もあり国内線だとLCCもFSCもそんなに変わらないのかなと思いました。結局のところシートピッチと座席にUSBがある事、機内誌があることくらいでした。今回A220に乗りたかったのも旅の目的の一つなので大韓航空で良かったのですが、釜山-金浦は便数も多いですし時間も大して長くないのでLCCでも問題はないのかなとは思いました。
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金海軽電鉄の空港駅に到着しました。乗り換えはありますが金海空港に鉄道で来ることが出来るのは便利ですね。
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日本からの便も就航する空港ですが、今回は国内線。首都ソウルの金浦空港へと帰ります。国内線ターミナルは結構賑わっているのですが、航空機の便が少ない時間になりつつあったのでこの時間は空いていました。
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行きの金浦空港で利用したのと同じタイプのセルフチェックイン機がありました。大韓航空でも日本語利用できます。とても使いやすいですね。
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簡単にチェックインが出来ました。預け入れ荷物もないのでこれで手続き完了です。
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FSCの大韓航空ですが行きのジンエアーと同じくレシートタイプの搭乗券でした。
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ちなみにこれは到着ですが、ものの見事に済州と金浦のみ。韓国国内線はとにかく済州が中心でこれは第二の都市の釜山にある金海空港も変わらず。金浦空港は細々と木浦とか務安、浦項とかありますが、釜山からは金浦と済州のみです。
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制限エリアに入る前にフードコートで食事にします。金海空港は食事処もそこそこありますし、タッチパネル式のキオスクは日本語表示も出来るのでとても使いやすいです。
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スパイシーシーフードヌードル。辛いけど結構おいしかった。そして韓国らしくキムチもついてきました。
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食事後フードコート前からセキュリティチェックの列の様子を見てみたらガラガラになっていました。さすがに今から済州に行く人は少なさそうですね。
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拍子抜けするくらい空いていました。パスポートチェック後セキュリティチェック。担当者の人は流ちょうな日本語を話されていました。
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制限エリアに入ると結構な混雑。ソウル便もですし、なんだかんだこれから済州に行く人もいるようです。まあ金曜日の夜ですからね。
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ターミナルの少し奥はガラガラ。もうこちらは今日出発がないようですね。
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搭乗機はHL8313、大韓航空のA220(CS300)です。機材到着遅れで少し出発遅れになるというアナウンスがありました。
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36番ゲートから搭乗です。
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いよいよ初搭乗のA220に乗り込みます。
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2-3配置のシートの機体です。反対側も撮りたかったんですがものすごい混雑で搭乗時には撮れず・・・。
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座席は最後尾1列前の54A。席にたどり着いた時には周りはほぼ座っていたので座席などは撮影できず。荷物入れる棚を探すくらいの混雑でした。
座って横を見るとエアプサンの機体が見えました。 -
A220の安全のしおり。大韓航空は子会社のジンエアーと違い遊び心があるようなものではなかったです。
CS300時代に導入した機体も含めA220で表記は統一されています。 -
満席でのフライトになりました。さすがソウル―釜山ですね。
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座席上の設備。ちなみに頭上から降りてくるモニターはありません。
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セーフティービデオを流す設備がないのでCAさんのデモ実演です。普段何気なく見ていますが、安全のしおりやセーフティビデオなどは万が一起きるかもしれない緊急時の為に見ておかないといけないと思います(搭乗機作成している当日(2023/01/07)にジェットスターの緊急着陸があったもので余計に感じました。)
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エアプサンのEXPO機もいました。
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RW36Rから離陸です。国内線ターミナルからここまで距離が短くすぐに滑走路に入る事が出来ました。
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離陸直後には金海市の景色が見えました。反対側に座っていると釜山方面ですが距離があって見えないかもしれません。ちなみに金海空港は金海市にはなく釜山広域市にあります。
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韓国東南部は大邱や浦項、蔚山などを除けば大都市は少なくフライト中も遠くに街が見える程度でした。
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数10分のフライトでもうすでに到着寸前ですが、京畿道に来るとさすがに大都会で夜景を見ていて感動できる景色です。まあ2日前に韓国到着時にも見た景色ですけどね。
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ソウル特別市は世界でも屈指の人口の多い大都市で見渡す限り夜景です。
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あと少しで金浦空港へ到着です。
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金浦空港RW32Rへ着陸しました。離陸してからわずか35分程の空の旅でした。やっぱりKTXよりはとても早いですね。
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国内線ターミナルを通り過ぎて南の方へと向かっていきます。
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どこまで行くんだというくらい南に行き整備地区前で止まりました。
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降機まで時間があるので少し撮影していました。シートピッチはこんな感じでした。
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テーブル。一度も使いませんでした。
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唯一のエンターテイメントと言ってよい機内誌。とは言え英語と韓国語がほとんどです。
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大きいという事で有名な窓。確かに大きくて外の景色が見やすかったです。
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降機時に撮影した2人掛けのシート。なかなか快適な座席でした。座っていた時間は短いですけど。
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歩きながら撮ったのでいい写真ではないですが、機内の様子はこんな感じです。
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タラップでの降機になります。行きのサチョン空港よりはしっかりしたタラップでした。
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大韓航空のタラップ車でした。降機の場面でも釜山という文字が入っていましたが、降機だと正直使わないですよね・・・。
まあ仕方ないんですが綺麗なアングルで機体を撮れなかったのが残念。 -
A220は割と特徴的な顔の形をしている飛行機だなと思います。
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バッゲージクレイムは荷物を預けていないので素通り出来ました。
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そんなわけですぐに制限エリア外に出られました。着陸から23分、到着から16分、降機から7分でした。季節に合わせているのだと思うんですが、紅葉の造花?がとても綺麗ですね。
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帰りは空港鉄道、仁川地下鉄1号線でホテルへと戻りました。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 54A
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 220
- 出発予定時刻
- 20:20
- 搭乗時刻
- 20:25
- 出発時刻
- 20:40
- 飛行高度
- 22000
- 飛行速度
- 405
- 到着予定時刻
- 21:20
- 到着時刻
- 21:28
- 予定飛行時間
- 1:00
- 出発ゲート・スポット
- 36
- 離陸滑走路
- RW36R
- 離陸時刻
- 20:44
- 着陸滑走路
- RW32R
- 着陸時刻
- 21:19
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