Lufthansaリスボン線A340-600(ファースト)ビジネス - ルフトハンザドイツ航空 口コミ・評価

航空会社 ルフトハンザドイツ航空

2024年02月24日に撮影されたルフトハンザドイツ航空の航空機写真

© Lacnorさん

ドイツ
IATA | ICAO
LH | DLH
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
Lufthansaリスボン線A340-600(ファースト)ビジネス

航空会社
ルフトハンザドイツ航空
便名
LH1169
ビジネス
搭乗日
2019/10
路線
リスボン → フランクフルト
機体記号
D-AIHP
機材
Airbus A340-642X
総評:5
5ッ星
機内食・ドリンク
5ッ星
座席(シート)
5ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
5ッ星
トイレ・洗面台
5ッ星
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
5ッ星
口コミ投稿者
Frankspotterさん
アクセス数
2,301
投稿日
2019/10/26

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    A340-600にタラップでボーディ... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    今回の座席は1A。搭乗率は半分ほど。... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    ウェルカムドリンクとおつまみのサービ... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    デパーチャーの遅れに伴い、テイクオフ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    ホットミールのサービス。チキン、タル... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    某最新作の映画を観ながらの食後のコー... 続き
  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    BOSEのノイズキャンセリングヘッド... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    座席のコントローラ。オットマンが座席... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    機内照明がついたファーストクラス空間... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    2列8席のファーストクラス区画。開放... 続き

総評

ナローボディ機で運航が基本の欧州域内線、ビジネスクラスといえどエコノミークラス座席の隣席ブロックとイマイチなサービスが当たり前。ところが、今年の夏スケジュールでは7月から10月の特定曜日のみA340-600とA340-300が欧州域内線で運航されました。そのなかでも今回、欧州域内線ビジネスクラスでA340-600ファーストクラスの座席を体験する機会があったので、詳しくレビューしたいと思います。

【空港サービス】
リスボン空港のシェンゲン圏ゲートは大型機に対応出来ない模様で、ボーディングはバスゲートから。それでも大量のバスを動員して出発時間までにはボーディングコンプリーテッドのアナウンス。グランドハンドリングの手際の良さは見事なものでした。

【機材コンディション】
ボーディングコンプリーテッドのアナウンスが終わるとすぐにセーフティービデオの上映。ルフトハンザはドイツ語ビデオの後に英語ビデオを流すため、かなり長めの上映でした。

問題はここから。キャプテンからのアナウンスが入り、テクニカルプロブレムのため出発が遅れるとのアナウンス。コクピットからは何やらアラームのような音が聞こえ、機内に緊張が走ります。キャプテンのアナウンスによると、フランクフルトのルフトハンザテクニークにコンタクトしながらの対処となった、とのことで最初的には約90分遅れでプッシュバック開始となりました。

A340-600のテイクオフは地上から眺めても美しいですが、ファーストクラス区画で体験したテイクオフは格別。機首側に長いA340-600の特徴なのか、テイクオフ時のエンジン音が驚くほど静か。最近の双発機とは比較にならない優雅なテイクオフを楽しめました。

【座席(シート)】
ファーストクラスだけあって実にエレガントにまとめられた座席。凝った電動シートやオットマンのギミック。内装の間接照明やスェード調の布張りのキャビン空間の美しさ。ファーストクラス空間のデザインにはドイツ車に通じるものを感じます。

【機内食・ドリンク】
約3時間のフライトだけあって、おしぼり、アペリティフ、ホットミールが順にサーブされます。満席に近い短時間フライトの大型機という厳しいコンディションながら、ルフトハンザらしくテキパキとしたサービス。食後のコーヒーまでゆっくりと楽しめした。

【機内スタッフ】
キャビンクルーもいつもの欧州域内線とは違う雰囲気。ナローボディ機とは違い会話を楽しむ余裕がありました。

【エンターティメント】
欧州域内線ながらエンターテインメントサービスがありました。新作映画をBOSEのヘッドホンで観るのは長距離線ファーストさながら?フライト時間も3時間弱と十分あり、映画1本まるまる見れてしまいました。

【トイレ・洗面台】
ファーストクラス区画には前方2箇所にトイレが。アメニティもファーストクラス用のものがそのまま置いてあり、実に贅沢。

【総合評価】
フランクフルトには約75分遅れてのランディング。機内で5時間弱過ごしたことになります。ファーストクラスの座席を体験するには十分な時間。次世代機の導入が進み、特にミュンヘンベース機の退役が進むルフトハンザのA340-600。今回ファーストクラスの座席に搭乗する機会に恵まれたことに感謝したいと思います。

最後になりますが、今回の搭乗便のディレイアライバルに伴い、接続便に搭乗できず、かなりのパッセンジャーがホテル泊になったようです。翌日とは言え、フランクフルトからのフライトが素晴らしいものになったことを希望したいと思います。

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