Rating: 3
Author: ★azusa★

航空会社シルクエア

国: シンガポール
IATA | ICAO: MI | SLK
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.65 [62件]

搭乗レビュー
MI339 KUL→SIN　やはり存在価値無しなのか

航空会社: シルクエア
便名: MI339
エコノミー

搭乗日: 2019/02
路線: クアラルンプール → シンガポール

機体記号: 9V-MBC
機材: Boeing 737-8-MAX

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 2ッ星
座席（シート）: 4ッ星

機内スタッフサービス: 2ッ星
エンターティメント: 2ッ星

トイレ・洗面台: 無評価
機材コンディション: 5ッ星

地上サービス: 4ッ星

口コミ投稿者: ★azusa★さん

アクセス数: 1,346
投稿日: 2019/02/04

搭乗写真

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総評

レビュータイトルが随分とネガティブですけど、シルクエアーの名誉のために言えば、安全性は全く問題なし、サービスも合格点。シンガポール航空の子会社として、SQの予約システムと完全に一体化し、料金体系も同一。これまで何十回とMI便に搭乗しましたが、シルクエアーのHPにアクセスしたことなどなく、SQで検索すれば、何の区別もなくMI便が候補に出てきます。調べてないけど、たぶん全便SQとのコードシェア。ところが、これが大問題なのです。
サービスレベルは合格とはいえ、ソフト・ハード共SQとの差は明らか。さらにシルクエアーはスターアライアンスに加盟していないので、NHプラチナ持っていてもMI運航便は何の恩恵もない。これが、同じ航路で両社が重複運航している路線が少なからず存在するから、SQ便のつもりで予約したら、MI便だった、ということになってしまうのだ。ひどいのになると、同時刻発で、日によりSQだったりMIだったりするのがある（ハノイ線！）
サービスレベルが低くても安い運賃なら納得いくが、経験上逆のケースが多々ある。料金体系が同一といったが、残り座席数に応じて運賃が上がっていく仕組みなので、中～超大型機で提供座席数がたっぷりとあるSQ便が安値を維持している一方、小型のMI便、特にA319なんかはあっという間に席が埋まり、運賃が跳ね上がる始末。
結果として、シルクエアーに対する不満が噴出し、SQとしても無視できず、2020年より機材改修（ビジネスシートのフルフラット化、全客席の座席モニター取り付け）を進めて最終的にはシンガポール航空に統合することになり、シルクエアーは消滅することでしょう。
もし、親会社がガルーダなんかだったらなんの問題もなかったでしょうが、偉大な親の元でブランド価値を見出せなかったエアラインの、然るべき行く末ではないでしょうか。

【機内食・ドリンク】
上昇したら、すぐに降下するフライトです。
ドリンクもらったら、急いで飲みましょう。
すぐに、飲み残しがあっても、有無を言わさず回収に来ますから。

【座席（シート）】
珍しくこの路線にMAX8が来ました。前方背もたれのスマホ置場が面白い。一見小物入れに見える背もたれ上部のラック、底がないので、スマホを入れると、ストンと床まで落ちてしまうので注意。

【機内スタッフ】
SQに残りたければ、全員再教育！

【エンターティメント】
スマホアプリを通じての提供、止めてほしい。

【機材コンディション】
新鋭機ですが、来年から早々とリブランドのため改修です。

【総合評価】
Chinese New Year直前の週末ということで、動きの少ない日だったのか、搭乗率は50%程度。フライト6日前にextra legroomが空いているのでUSD 25で変更しないか、とメールでオファーがあった。非常口席は誰も座っていなかったので、みんな25ドルの価値無しの共通認識だったようで。