航空会社 ヴァージン・オーストラリア
- 国
- オーストラリア
- IATA | ICAO
- VA | VOZ
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.61 [31件]
搭乗レビュー
海外旅行復活!最新737でまさかの太平洋縦断
- 口コミ投稿者
- kenzy201さん
総評
2020年頭のクアラルンプール以来ほぼ4年ぶりに海外旅行が帰ってきました。
くすぶっていたANAマイルで2023年秋に提携がスタートしたヴァージンオーストラリア航空特典航空券を取りました。何と言っても燃油サーチャージ不要。往復ビジネスクラス8万マイル+諸経費18000円程度で収まりました。
ヴァージンオーストラリア航空はリチャードブランソン卿が興した「一味違うサービス」が特徴の航空会社。東南アジアやアメリカなど長距離線も飛ばし2020年3月に羽田線就航も決まっていましたが…
例のコロナで真っ先に破産申請。ボーイング777やエアバスA330など大型機を手放し国際線は周辺の小国ローカル路線ばかり。羽田線も幻に終わるかと思ったのですが、最新鋭小型機ボーイング737-8でより近いケアンズから飛ばすという奇策で成し遂げた訳です。
日本線はカンタス航空、日本航空、ANA、そしてジェットスターとライバル群雄割拠。そこに異例の小型機羽田線でどう仕掛けてくるのか?なかなか興味深い路線でした。
くすぶっていたANAマイルで2023年秋に提携がスタートしたヴァージンオーストラリア航空特典航空券を取りました。何と言っても燃油サーチャージ不要。往復ビジネスクラス8万マイル+諸経費18000円程度で収まりました。
ヴァージンオーストラリア航空はリチャードブランソン卿が興した「一味違うサービス」が特徴の航空会社。東南アジアやアメリカなど長距離線も飛ばし2020年3月に羽田線就航も決まっていましたが…
例のコロナで真っ先に破産申請。ボーイング777やエアバスA330など大型機を手放し国際線は周辺の小国ローカル路線ばかり。羽田線も幻に終わるかと思ったのですが、最新鋭小型機ボーイング737-8でより近いケアンズから飛ばすという奇策で成し遂げた訳です。
日本線はカンタス航空、日本航空、ANA、そしてジェットスターとライバル群雄割拠。そこに異例の小型機羽田線でどう仕掛けてくるのか?なかなか興味深い路線でした。
機内食・ドリンク
小型機で深夜便とあって期待はしていなかったのですが、離陸後の夜食と到着前の朝食の2食しかもデザート付きとかなりサービス精神旺盛です。
ただ多くの長距離国際線が搭乗時に注文や提供時期を聞かれたり、ワントレーでのエクスプレスサービス等カスタマイズもできたりするのに比べると、この3年間で長距離国際線のノウハウが失われてしまった悲壮感も滲み出てきます。
ただ多くの長距離国際線が搭乗時に注文や提供時期を聞かれたり、ワントレーでのエクスプレスサービス等カスタマイズもできたりするのに比べると、この3年間で長距離国際線のノウハウが失われてしまった悲壮感も滲み出てきます。
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ウェルカムドリンクで豪州産スパークリ... 続き
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メニューも配られます。
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ナイトキャップで赤ワイン。シラーズと... 続き
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夜食:
野菜ラザニア、かっぱ巻き、い... 続き -
デザートは苺チーズケーキ。スプーンは... 続き
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朝食:
チーズオムレツとソーセージ、... 続き
座席(シート)
2-2配列で小型機としては一般的な配列。スペースも収納も十分にあります。
ただそれは近距離国際線なら、という水準の話。7時間前後の長距離線では流石に過酷です。横方向のスペースは相応にありますがリクライニング角度は雀の涙。エコノミークラスと大差ありません。
大手航空会社のプレミアムエコノミーだと長距離線らしく十分なリクライニング角度が確保されている訳ですが、明らかにそれよりも寧ろ前後の乗客にストレスが行かない程度に抑えられており、短距離線を前提にしているのは間違いありません。
ただそれは近距離国際線なら、という水準の話。7時間前後の長距離線では流石に過酷です。横方向のスペースは相応にありますがリクライニング角度は雀の涙。エコノミークラスと大差ありません。
大手航空会社のプレミアムエコノミーだと長距離線らしく十分なリクライニング角度が確保されている訳ですが、明らかにそれよりも寧ろ前後の乗客にストレスが行かない程度に抑えられており、短距離線を前提にしているのは間違いありません。
エンターティメント
機内誌はなくスマホでWi-Fi繋いでコンテンツを提供するという欧米航空会社の短距離国際線であるような形式。イヤホンの貸出もありません。深夜便なのでこれで十分といえば十分ですが、事前情報がないと不満は出そう。
一方肘掛け下にユニバーサル電源とUSBがあるので充電環境には困りません。
一方肘掛け下にユニバーサル電源とUSBがあるので充電環境には困りません。
インターネット環境
Wi-Fiがある…で勘違いしがちですが国際線でネット環境を揃えられる懐事情ではないので、ローカルコンテンツに接続するだけで外部インターネットへの接続はできません。映画や音楽などが用意されますが日本語コンテンツなし。
機内スタッフサービス
小型機の乏しい環境を補って余りあるクルーのホスピタリティ。
日本人含め4名乗務でアメニティキット、機内食、毛布枕も用意。
ウェルカムドリンク、カートを使わない機内食、優先降機。
ZIPエアやエアアジアXのように快適なシートを用意する航空会社もあるけどここは間違いなくビジネスクラス。
日本人含め4名乗務でアメニティキット、機内食、毛布枕も用意。
ウェルカムドリンク、カートを使わない機内食、優先降機。
ZIPエアやエアアジアXのように快適なシートを用意する航空会社もあるけどここは間違いなくビジネスクラス。
機内清潔さ
VH-8IC "Kirra Beach"
2023年9月導入のボーイング737MAX2号機。
ビジネス8席、エコノミーX30席、エコノミー138席の176席仕様。
787と比べてもとにかく静か。7時間弱の太平洋縦断をこなせる驚きの性能。
2023年9月導入のボーイング737MAX2号機。
ビジネス8席、エコノミーX30席、エコノミー138席の176席仕様。
787と比べてもとにかく静か。7時間弱の太平洋縦断をこなせる驚きの性能。
地上サービス
さすがビジネスクラス。羽田空港保安検査のファーストビジネスレーンが使えるので出発まであっという間です。
一方国際線旅程はオンラインチェックイン非対応。またANAラウンジ等の利用提携も2023年時点ではされていません。
一方国際線旅程はオンラインチェックイン非対応。またANAラウンジ等の利用提携も2023年時点ではされていません。
出発空港での写真 ( 羽田 )
到着空港での写真 ( ケアンズ )
コストパフォーマンス
オーストラリアまでのビジネスクラスとは言えフルフラットシートのカンタス航空やJAL、ANAには及ばないなという感じです。
とあって運賃はジェットスターと同等の20万円台と1ランクお安め。ANAマイルでの特典航空券も提携が始まったばかりで、この時代ANAだと8万もする燃油サーチャージが無いのは奇跡的です。
ちなみに機内持ち込み手荷物は7kgとLCCクオリティ。但し受託手荷物は32kg×2とビジネスクラスしてます。
では結局ジェットスターの羽田版なのかというと国内線もビジネスクラスを展開しているので乗り継ぎ先にもお楽しみは続く。という訳です。
とあって運賃はジェットスターと同等の20万円台と1ランクお安め。ANAマイルでの特典航空券も提携が始まったばかりで、この時代ANAだと8万もする燃油サーチャージが無いのは奇跡的です。
ちなみに機内持ち込み手荷物は7kgとLCCクオリティ。但し受託手荷物は32kg×2とビジネスクラスしてます。
では結局ジェットスターの羽田版なのかというと国内線もビジネスクラスを展開しているので乗り継ぎ先にもお楽しみは続く。という訳です。
機窓・風景
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見えてきたオーストラリア大陸。ケアン... 続き
搭乗機(外観)
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ケアンズ到着。国際線は1日数本ですが... 続き
旅の思い出・その他
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搭乗後税関申告書が配られるがアメニテ... 続き
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 1F
- 搭乗クラス
- ビジネスクラス
- 区間マイル
- 3651
- 出発予定時刻
- 2155
- 搭乗時刻
- 2110
- 出発時刻
- 2154
- 飛行高度
- 34000
- 飛行速度
- 500
- 到着予定時刻
- 0625
- 到着時刻
- 0642
- 予定飛行時間
- 0715
- 出発ゲート・スポット
- 143
- 離陸滑走路
- 05
- 離陸時刻
- 2220
- 到着ゲート・スポット
- 6
- 着陸滑走路
- 15
- 着陸時刻
- 0638
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