2019年版の安全な航空会社トップ20とワースト10

2019年版の安全な航空会社トップ20とワースト10

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航空会社の各種サービスをランキングする「AirlineRatings.com」は、2019年1月3日(木)、2019年版の安全な航空会社のトップ20社を発表しました。

これによると、アルファベット順にニュージーランド航空、アラスカ航空、全日空(ANA)、アメリカン航空、オーストリア航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、エバー航空、フィンエアー、ハワイアン航空、KLM、ルフトハンザドイツ航空、カンタス航空、カタール航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)、ヴァージン・アトランティック航空とヴァージン・オーストラリア航空を含むヴァージン・グループです。

最新版は、2018年と比較するとエティハド航空、日本航空(JAL)、ロイヤルヨルダン航空が抜け、新たにアメリカン航空、オーストリア航空、カタール航空が入りました。AirlineRatings.comの評価は、重要な要素として航空関連機関や団体の監査、航空事故や保有機の機齢を考慮し、7ツ星評価システムを使い、航空会社405社から航空機の安全性、機内製品も反映されています。

格安航空会社についても同様に、安全性評価を実施しており、そのベスト10を公表しています。アルファベット順にフライビー、フロンティア航空、香港エクスプレス、ジェットブルー、ジェットスター・オーストラリアとジェットスター・アジア、トーマスクック・エアラインズ、ブエリング航空、ウェストジェット、ウィズ・エアです。ヴァージン・アメリカはアラスカ航空との統合のため外れ、ウィズ・エアが入る形となっています。

星評価システムで1ツ、または2ツ星の最低ランクの航空会社は、アリアナ・アフガン航空、ブルーウイング・エアラインズ、カム・エア、タラ・エア、トリガナ・エア・サービスの5社で、2018年の7社から減少しました。評価が上昇した企業は高麗航空、ブッダ・エア、ネパール航空、イエティ・エアラインズの3社で、アフガニスタンのアリアナ・アフガン航空とカム・エアの2社が2ツ星以下となりました。

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