中国民用航空局、737-8-MAXを一時運航停止 エチオピアの墜落で

中国民用航空局、737-8-MAXを一時運航停止 エチオピアの墜落で

中国民用航空局(CAAC)は2019年3月11日(月)、中国籍の航空会社に対し、737-8-MAXの商業運航を停止する要請を発出しました。CAACの停止要請は、同日9時から18時まで、安全上の問題をゼロにするとの管理原則に従った措置と説明しています。

今回の措置は、2018年10月に発生したライオンエア、3月10日(日)に発生したエチオピア航空の墜落ともいずれも737-8-MAXで、墜落したのも離陸直後と類似する点があるとして、踏み切った措置です。

中国の航空会社が保有する737-8-MAXは計73機で、中国国際航空が15機、中国東方航空が3機、中国南方航空が24機、上海航空と海南航空がそれぞれ11機ずつ、深圳航空が5機、奥凱航空と昆明航空がそれぞれ2機ずつを保有しています。

エチオピア航空も737-8-MAXの運航停止を発表しています。同社はET302便で機体記号(レジ)「ET-AVJ」が墜落していますが、これ以外に4機を保有しています。

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