デルタ航空は2019年6月18日(火)、A220-100を5機発注し、A220-100とA220-300の2シリーズを含む発注総数が95機となりました。デルタ航空はA220のアメリカでのローンチカスタマーで、2016年に75機を発注し、2018年12月に15機を追加発注し、今回が3回目の発注となります。
デルタ航空はこれらの機材を4年間で受領する予定で、A220-300はモービルダウンタウン空港に併設されたエアバス工場で最終組み立ての機材を2020年から受領する計画です。
エアバスは5月、A220の最大離陸重量(MTOW)を2,268キログラム増やすことを発表しており、新しいMTOWでA220-100は450海里から3,400海里まで、A220-300は3350海里まで、それぞれ最大航続距離の性能が向上します。この新たなMTOWの機材をデルタ航空は2020年から受領する予定です。
この契約と同時に、エアバスとデルタ航空はデルタ・テック・オプスがA220フライトアワーサービスのメンテナンス・バイ・タイム・プログラムに部品修理や材料サービスを提供する覚書に署名しました。この戦略的提携を通じ、エアバスはデルタ・テック・オプスの部品修理と管理能力を取り込み、フライト・アワー・サービス(FHS)プログラムを強化します。