パスコ、国内で初めての最新レーザー計測機を導入 8月から運用開始

パスコ、国内で初めての最新レーザー計測機を導入 8月から運用開始

ニュース画像 1枚目:3次元地形図
© パスコ
3次元地形図

航空測量や空間情報事業を手がけるパスコは2019年7月31日(水)、国内で初めて最新の航空機搭載型レーザー計測機「Terrain Mapper」を導入、8月から運用を開始すると発表しました。

「Terrain Mapper」は従来機と比べて、4倍の高密度に3次元の座標情報を計測することとができます。これにより、計測飛行時間を30パーセントから50パーセント短縮を実現しながら、高精細な3次元データの計測が可能となっています。パスコは、森林関連事業として森林解析や森林境界明確化などを手がけており、「Terrain Mapper」は森林資源の管理支援のために運用します。

「Terrain Mapper」の運用により、森林管理に必要な細密な3次元地形情報が得られ、精度の高い森林資源量を把握することが可能となり、林業成長産業化と森林資源の管理への寄与が期待されます。森林分野だけでなく、河川管理の高度化や土砂災害危険地域の判定などにも有効な技術として、パスコでは活用を推進します。

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