スターフライヤー、運航乗務員からのアルコール検出で再発防止策を届出

スターフライヤー、運航乗務員からのアルコール検出で再発防止策を届出

ニュース画像 1枚目:スターフライヤー
© スターフライヤー
スターフライヤー

スターフライヤーは2019年12月20日(金)、同社で発生した乗務員からのアルコール検出について、国土交通省航空局へ再発防止策を報告しました。

対象事案は2件で、1件目は7月31日(水)、整備後の機体空輸便へ乗務する運航乗務員をアルコール検査未実施のまま出発させた件です。2件目は、8月11日(日)の北九州発15時25分、台北行き7G801便において、乗務前のアルコール検査で副操縦士からアルコールが検出されたため乗務交代が発生し、当該便に遅延が生じました。

再発防止策として、アルコール対策を包括的に展開する会社組織「アルコール対策室」を2020年1月1日(水・祝)付けで設置するほか、全社員を対象にしたアルコールに関する再教育の実施、健康管理医によるアルコール指導などを実施します。

また、これまでの再発防止策を見直し、立会い者への再教育の実施や運航乗務員に対する面談の継続、アルコール検査の顔認証システムの導入を実施します。

スターフライヤーでは、立て続けにアルコール問題の事案を発生されてしまったことを陳謝しており、全社を挙げて再発防止策を実施し、信頼回復に努めるとしています。

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