エミレーツ、女性パイロットが世界4大陸に貨物機を運航する動画を公開

エミレーツ航空は2020年3月4日(水)、「国際女性デー」を前に、女性パイロットがエミレーツ・カーゴの777貨物機を運航する動画を公開し、航空業界における女性の活躍ぶりを紹介しています。

アメリカ出身のエレン・ローズ機長とオーストラリア出身のハイディ・マクダーミッド副操縦士が、フランクフルト、メキシコシティ、キト、アムステルダム、そしてドバイへ、10日間で約3万キロメートルの距離を運航し、生花、フルーツ、医薬品まで様々な貨物を輸送しました。カナダ出身のヘザー・ウォルフ機長もフランクフルト発メキシコシティ行き便に搭乗しています。

エミレーツ航空は全体の人員の40%以上が女性で、その多くは客室乗務員として勤務しています。このうち、女性パイロットは、世界30カ国以上の国々の出身で、年齢層は23歳から62歳までとなっています。エミレーツ航空では、アラブ首長国連邦出身の1,100人以上を含む世界160以上の国々からの女性を雇用しており、フライト運航やエンジニアリング、機体メンテナンス、ケータリング、貨物、ランプオペレーション、空港での顧客対応など、様々な場面で活躍しています。