ノルウェイジャン、フライト85%削減 7,300人を一時解雇へ

ノルウェイジャン、フライト85%削減 7,300人を一時解雇へ

ニュース画像 1枚目:ノルウェー・エアシャトル イメージ
© Norwegian
ノルウェー・エアシャトル イメージ

ノルウェー・エアシャトル(ノルウェイジャン)は2020年3月16日(月)、新型コロナウイルス(COVID-19)による需要減退と各国政府の渡航制限などにより、85%のフライト運休や、7,300人以上の従業員の一時解雇を発表しました。

ノルウェイジャンはすでに数千便のフライトを運休しており、現在は、帰国する乗客が無事に目的地に到着することを最優先とし、できるだけ多くの定期便を運航しています。関係当局と密接に連携し、足止めされている旅行者のために必要に応じてチャーター便を運航する対応なども計画していると説明しています。

その一方で、同社の大部分の機材が地上待機となり、こうした事態を受け従業員の約90%となる7,300人以上を一時解雇します。この人員にはパイロット、客室乗務員、メンテナンススタッフや管理部門スタッフも含まれています。一時解雇の手続きは国によって異なり、組合などと建設的な話し合いを各地で行います。

なお、3月21日(土)時点で、ノルウェイジャンは主にノルウェー国内線と北欧の首都間を結ぶ路線を減便して運航します。ヨーロッパ路線は一部のみ運航、大陸間路線は、3月末に運航を終了するスカンジナビア/タイ間を除き、全てが運休となります。

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