愛知県など中部8県、大規模災害時のドクターヘリ広域連携で協定を締結

愛知県など中部8県、大規模災害時のドクターヘリ広域連携で協定を締結

ニュース画像 1枚目:岐阜県ドクターヘリ
© 岐阜県
岐阜県ドクターヘリ

愛知県は2020年3月30日(月)、中部ブロック8県とブロック内のドクターヘリ基地の9病院で、ドクターヘリの災害時広域連携に関する協定を締結しました。

これは、中部ブロック内のドクターヘリ関係者が大規模災害時に迅速、効果的にドクターヘリが活動できるよう、基本的な事項について合意したものです。南海トラフ地震や首都直下地震などの大規模災害を想定しているほか、中部ブロック外で大規模災害が発生した場合は、この協定に基づき応援活動を実施します。

出動内容は、被災県へのドクターヘリ派遣、被災県への派遣でドクターヘリが不在となった県に対する、近接県のドクターヘリ支援です。また、被災県からの応援要請を受け、中部ブロック各県の基地病院とドクターヘリの派遣調整を実施する連絡担当基地病院を、静岡県の聖隷三方原病院に設置します。

協定締結者は、中部ブロックの富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の8県知事と、ブロック内ドクターヘリ基地9病院の代表者、計17者です。なお、全国のドクターヘリの導入状況は3月1日(日)現在、53機となっています。

■各県ドクターヘリ
富山県:静岡エアコミュータ/鹿児島国際航空、AW109SP
石川県:中日本航空、ベル429
福井県:セントラルヘリコプターサービス (2021年開始)
長野県:中日本航空、EC135 (2)
岐阜県:セントラルヘリコプターサービス、BK117
静岡県:セントラルヘリコプターサービス、BK117
静岡県:中日本航空、ベル429
愛知県:中日本航空、EC135
三重県:中日本航空、EC135
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