スロバキア空軍のC-27Jスパルタンが2020年5月2日(土)夕方、新型コロナウイルス(COVID-19)感染から避難するため、キプロスに滞在していたスロバキア市民を含む23人を乗せ、帰国しました。23人の内訳はスロバキア市民15人、チェコ市民3人、ハンガリー市民3人、オーストリア市民2人でした。
スロバキア軍は、COVID-19との戦いで825人の兵員が活動し、これまでに17,153人と1,531トンの物資を空輸しました。
C-27Jはイタリアのアエリタリアが開発したG.222をベースに、ロッキード・マーティンが協力して近代化した輸送機です。エンジンとアビオニクスはC-130Jスーパーハーキュリーズと同じものを採用しており、スロバキア空軍は2機を運用しています。