日本発着のロシア路線は全日空(ANA)、日本航空(JAL)の本邦2社、ロシア側はアエロフロート・ロシア航空とグループ会社のオーロラ、S7航空の計5社が運航しています。日本側の空港は羽田、成田、関西、新千歳の4地点、ロシア側はモスクワのシェレメーチエヴォとドモジェドヴォ、極東のノヴォシビルスク、ウラジオストク、ハバロフスク、ユジノサハリンスクの6地点で、計10路線があります。
路線 | 航空会社 | 運航状況 | 備考 |
---|---|---|---|
羽田 - モスクワ・シェレメーチエヴォ | 日本航空 | 運休 | 7/31まで |
アエロフロート・ロシア航空 | 運休 | 6/30まで | |
羽田 - モスクワ・ドモジェドヴォ | 全日空 | 運休 | 7/31まで |
羽田 - ウラジオストク | S7航空 | 運休 | - |
成田 - ウラジオストク | 全日空 | 運休 | 7/31まで |
日本航空 | 運休 | 7/31まで | |
S7航空 | 運休 | - | |
オーロラ | 運休 | 7/31まで | |
成田 - ノヴォシビルスク | S7航空 | 運休 | - |
成田 - ハバロフスク | S7航空 | 運休 | - |
成田 - ユジノサハリンスク | オーロラ | 運休 | 7/14まで |
関西 - モスクワ・シェレメーチエヴォ | アエロフロート・ロシア航空 | 運休 | 6/30まで |
関西 - ウラジオストク | S7航空 | 運休 | - |
新千歳 - ユジノサハリンスク | オーロラ | 運休 | 7/15まで |
ロシア政府は2020年3月27日(金)から全ての国際線を停止し、基本的にはロシア国民の帰国、またはロシア政府が個別に決定する便以外の定期、チャーター便共に停止しています。このため、定期便を運航する5社ともいずれも運休となっています。
JALはこうした状況の中、ロシア政府の認可を得て、5月11日(月)、5月13日(水)、5 月25 日(月)にモスクワ発成田着を運航しています。このうち、5月25日(月)はヘルシンキ発羽田着で貨物輸送を目的とした便をモスクワ経由成田着に経路変更し、この便でロシアから台湾へ帰国を希望する旅客を輸送したことで、官房長官も日本と台湾間の良好な関係を強調することにもつながったと述べています。
ロシア国内線ではアエロフロート・ロシア航空、オーロラ、S7航空、さらに日本にも飛来実績のあるヤクティア・エアも運航を再開しています。