三沢基地の航空自衛隊とアメリカ空軍が2020年6月22日(月)、初めて共同で「エレファント・ウォーク」を実施しました。
「エレファント・ウォーク」には、空自から第3航空団のF-35AライトニングII、第35戦闘航空団(35FW)のF-16CM、さらに三沢に展開するアメリカ海軍のEA-18Gグラウラー、C-12ヒューロン、P-8Aポセイドン、嘉手納基地のMC-130JコマンドーIIが参加し、空自のCH-47Jチヌークが撮影しました。演習には計31機が参加し、空と宇宙の優位性、地球規模攻撃軍団、情報収集、監視・偵察、地球規模の即時展開、部隊への指令と空軍種を確認しました。
「エレファント・ウォーク」は一部の航空機は実際に飛行するものの、多くの機体は誘導路から滑走路へ入り、離陸せずにタキシングし、武装解除する「優雅な動き」で、有事の即応体制と作戦に参加する航空機の能力を誇示するものでもあります。今回は日米同盟と三沢での日米空軍種間の友好関係の確認にもつながりました。