警察庁、エアバス・ヘリコプターズに新規ヘリコプターを5機発注

警察庁、エアバス・ヘリコプターズに新規ヘリコプターを5機発注

ニュース画像 1枚目:H225
© AIRBUS
H225

エアバス・ヘリコプターズは2020年6月24日(水)、警察庁の機体更新に伴い、H225を1機、H135を4機、計5機を新たに受注したと発表しました。

日本国内の警察機関で現在、H135が12機、H155が4機、AS365が6機、計22機が運航されており、警察任務、人員輸送、物資輸送、災害派遣、広域応援などで使用されています。今後、H215が1機、H225が2機導入予定で、今回の5機を含め、エアバス・ヘリコプターズ製は計30機に増えます。

H225はエアバス・ヘリコプターズのスーパーピューマ・ファミリーにおける、最新の11トンクラス双発ヘリコプターで、世界各地のあらゆる天候で運用され、総飛行時間は570万時間以上を記録しています。高速性能、航続性能に優れ、用途に応じた各種の装備品搭載も可能です。

H135は、コンパクトなキャビンと優れた操縦敏捷性、信頼性を備えた多用途小型双発ヘリコプターです。稼働率が高く、世界300近くのオペレーター、1,375機以上の総飛行時間は540万時間超にのぼり、警察任務では最適な特性とみています。なお、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、神戸事業所内のトレーニングセンターにEC135P2+フル・フライト・シミュレーターの訓練を実施しています。

なお、警察庁は2020年6月12日(金)、H145/BK117D-3の2機発注と、2022年度の運用開始を明らかにしています。

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