エールフランス-KLM、第2四半期決算 3,256億円の赤字

エールフランス-KLM、第2四半期決算 3,256億円の赤字

ニュース画像 1枚目:エールフランス-KLM
© Air France-KLM
エールフランス-KLM

エールフランス航空とKLMオランダ航空を傘下に置くエールフランス-KLMグループの2020年第2四半期決算(4月~6月)は、26億1,200万ユーロ(約3,256億円)の赤字を計上しました。大きな減収ですが、事業回復に向けた流動性は確保しています。

第2四半期におけるグループ全体の売上高は、前年から58億ユーロ超の減収となる11億8,200万ユーロ、営業損失は15億5,300万ユーロ、最終損失は26億1,200万ユーロでした。搭乗者数は、95.6%減の約121万7,000人となっています。

エールフランス-KLMグループはコスト削減を実施しているほか、フランス、オランダの各政府からの支援を取り付け、6月末時点で142億ユーロ(約1兆7,702億)の流動性と与信枠を保有しています。これにより、格安航空会社(LCCのトランサヴィアを含め危機に耐え、事業を再構築することができるとコメントしています。

円換算 = 124.66円 (2020/08/01 現在)
この記事に関連するニュース
メニューを開く