OLTエクスプレス・ポーランドは2012年7月27日、ポーランド国内線の運航を停止、破産申請を行いました。同社ウェブサイトでは定期便の購入者で、同社ウェブサイト、またはコールセンターを経由した場合には航空券の払戻しを行うとしています。なお、同社のチャーター便は計画通り運航を行うとも発表しています。
OLTエクスプレス・ドイツ(OLT)については通常通り運航を継続。ルフトハンザ・リージョナルを運航するコンタクト・エアを買収するなど拡大計画は維持すると発表。ただし、新たな投資家を探しているとしています。
ヨーロッパでは経済不況のあおりからか、2012年に入り相次いで運航停止、破産申請をする会社が増えています。2012年1月には当時スターアライアンス加盟のスパンエアー、2月には当時ワンワールド加盟のマレーヴ・ハンガリー航空、5月にはデンマークを拠点にしていたキンバースターリング、6月にはチャーター便やレジャー路線を運航していたエア・フィンランドがそれぞれ運航を停止しています。